「うちのトイレ、なんか臭うんだよなぁ」
「正直、トイレが臭いので息を止めて用をたしてます」
「お客さんが来た時に使ってもらうのに気が引けるんです・・・」
こんな悩みがありませんか?
ほとんどの方が夜寝る前や朝起きて1番にトイレに行くかと思いますが、1日の終わりや始まりに臭うトイレに行くのはなんとも嫌な気分になりますよね。汗
そして他人の家にお邪魔して、トイレをお借りした時って、ついつい臭いやキレイさが気になっちゃいます。
そこで今回はトイレの嫌な臭いを消すための対策を超簡単〜リフォームまで4つご紹介します。
少しでも自宅やトイレの臭いが気になる方はぜひ実践していただき、気持ち良くトイレを使用しましょう!
トイレが臭う原因とは?
トイレの臭いを消すには、まずその原因が分かっていないとどうしようもありません。
そこで最初に臭いの元について考えてみます。
トイレのような排水管に水を流す器具(他には洗面台やキッチン流しなど)には、「排水トラップ」という仕組みがあり、排水管とトイレ室内の空気の流れは遮断されています。
つまり、排水管からの臭いが漂ってくるのはあり得ないということ。
もちろん、その仕組みが壊れていたり、臭気をせき止めている水が無くなってしまったりすれば、とても臭います。
ですがそれは本当に稀なことです。
参考:【トイレ排水の2タイプ】壁排水・床排水の違いや仕組みを徹底解説!
原因はトイレ室内の中にある
排水管は直接的な原因ではないとすると、答えはいつも使っているトイレの中にあります。
それは便器や床、壁などに付着したわずかな便の一部が積もりに積もったもの。
用をたす時には必ずどこかしらに付着しますよね。これを避けることはできません。
そして、思わぬところまで”飛び散って”しまうものですし、その汚れが溜まりやすい箇所があります。例えば以下。
- 便器の後ろ側や隅っこの床
- 便座の裏や本体の縁
- 便座(ウォシュレット)と本体との隙間
- 壁(以外に高い位置)
これらを放っておけば嫌な臭いを発するのは当然。ですから、なんらかの手段で臭いの元を消す必要があるわけですね。
次章から具体的な対策を、簡単な順にご紹介していきますね。
トイレの臭いを消す(お手軽) 〜芳香剤と消臭剤
トイレの臭いを消す最も手っ取り早い対策として、消臭剤や芳香剤があります。
手洗いの部分に置くことで、水を流す時に便器を洗浄できたり、表面をコート・除菌できるという謳い文句の商品は、昔から使われてますよね。
それ以外には棚や出窓などに置いておくタイプや、用を足した後にスプレーするタイプなどが主流です。
ただ、これらは一定の効果があるのは事実でも、「臭いの元」を完全に除去することはできません。
香りのある消臭剤を置くことで、更にキツい臭いになってしまうことも。
なので、とにかく手間をかけずに簡単に臭いの対策がしたい方におすすめの対策と言えるでしょう。
トイレの臭いを消す(おすすめ!) 〜掃除する
「トイレが臭う原因とは?」でお伝えした、便器・床・壁などに付着したわずかな汚れが積み重なったものを除去する方が、効果としては期待できます。
具体的には、臭いの元を断つには以下の2点が有効。
- 汚れをなるべく蓄積させない
- 掃除して取り除く
つまり掃除するってことですね。理想は、こまめな掃除と定期的な念入り掃除。
それぞれ説明していきます。
こまめな掃除
用を足した後は便器を簡単に掃除し、できるだけ付着物を残さないようにしましょう。
最近では、便器の表面にスタンプすると、水を流すたびに表面を洗浄できる商品もありますね。このタイプは水が流れる部分には効果が期待できます。
また、水を流すだけで洗浄できるタイプ(アラウーノ)や、ウォシュレットに洗浄機能が付いているタイプもあります。
我が家で毎回使っているのは、トイレットペーパーにシュッとして、手軽に拭き掃除や除菌ができる商品。
5秒くらいでサッと掃除ができるので、便器の縁や便座などのメインどころだけ毎回やっています。
今では完全に習慣化されてしまって、やらないと気持ち悪いくらいです。笑
それから、飛び散りから床を保護する昔ながらのトイレマットも有効ですね。
マットが敷いてある部分の床は、よほど豪快にこぼさない限りは綺麗なままなので、マットだけ定期的に洗濯すればオーケー。
冬場は防寒対策にもなりますよ。
定期的な念入り掃除
水が流れない箇所は全く洗浄できませんから、少なくとも週に一回くらいは便器の表面や床、腰より低い壁の部分までを拭いてあげるのが理想的です。
もし、明らかに跳ねたり汚れたりしたと感じた時は、その時に拭いてしまった方が気分もいいですし、あとあと楽。
拭き掃除ができるシートなどを常に置いておくと良いでしょう。
便器・床・壁すべてを拭けて、使い終わったらそのまま流せる便利な「トイレ用そうじシート」もありますから、ぜひ有効活用してください。
ちなみに、トイレに窓があれば臭いの換気は簡単にできますが、「換気扇」の役割は非常に重要です(特に窓がない場合)。
こちらもホコリが溜まっているようなら、取り除いてあげるようにしたください。
それから、男性は小をする場合も座ってする方が飛び散りを防げますよ。
トイレの臭いを消す(時短・確実) 〜プロに掃除してもらう
トイレの臭いの元が汚れだと分かっても、自分で掃除するのは面倒!とか、汚れが頑固で簡単にキレイにならない!などという方もいるかもしれませんね。
そんな方におすすめなのは、ハウスクリーニングのプロに掃除してもらうこと。
ハウスクリーニングというと、家全体を掃除するようなイメージがあるかもしれませんが、トイレのみのお願いも可能。
もちろん相応の料金はかかりますが、長年の頑固な汚れもプロの手で隅から隅までピカピカにしてもらえます。
自分ではやりたくない方や、時間的に余裕が無いけれどとにかく清潔にしたい方は試してみてください。
≫【生活手帖】プロにお掃除を依頼して、本当のスッキリ!を体感してみよう
※トイレクリーニングを選んで、対応する業者を比較検討できます。
トイレの臭いを消す(完全除去) 〜便器の交換 or リフォーム
こまめな掃除が有効とは言っても、「我が家は便器も古いし、壁紙や床もすでにボロボロ・・・」
なんて方は、思い切って便器交換やトイレのリフォームを検討されてはいかがでしょうか。
トイレは毎日必ず使うものですし、一新してピカピカになれば気持ちが良いのはもちろん、来客時にも気兼ねなく使ってもらえます。
便器の交換やトイレのみのリフォームならそこまで高額にはなりませんし、もしご自身で取付けなどをやれば工賃は省けます。(便器は重たいので主婦の方1人での取付けは厳しいと思います)
それで、お願いする業者を探す際には「リフォーム見積もり比較サイト」を利用すると便利。
厳格な審査基準を業者のみが登録されていて、お客からの評判が悪い業者は削除されるようになっているため安心です。
壁紙の貼り替えから全面的なリフォームまで、幅広く対応していますから、自分の要望や予算に合わせた検討が行えます。
もちろん無料で比較検討できますので、よかったら試してみてください。
ちなみに、もしリフォームされた際には、その後のこまめな掃除を欠かさないようにしてくださいね!
今回のまとめノート
いかがでしたでしょうか。トイレの嫌な臭いは、用を足した際に便器・床・壁に付着した汚れの積み重ねが主な原因。
もちろん、使用直後の臭いの滞留もありますが、それは一時的なもので換気ができていれば臭いは消えます。
毎日は厳しいとは思いますが、週に1回でも便器・床・壁を掃除してあげることで臭いの元は除去できるはずです。
トイレは私たちの生活に密接に寄り添うものですから、できる限り清潔にして嫌な臭いを無くし、毎日気持ち良く使いましょう!
コメントを残す