ねじ込み配管の施工手順

ここ最近では大分少なくなってきたねじ込み配管ですが、消火栓廻りや公共工事では未だに根強いです。(完全になくなる事はないでしょう)今回はそんなねじ込み配管の手順をまとめます。

①加工(切断・ねじ切り)

まず管を加工します。パーツが多く、事前に寸歩取り出来る場合には、あらかじめ管に切断箇所を罫書いても良いでしょう。
ナイスジョイント加工の効率化

切断はとにかくまっすぐにを意識し、ねじ切りの際は事前にねじ調整を確実に行ってください。
バンドソーの使い方
ねじの調整と保護

また、100㎜以下のような短管を加工する際はニップルアタッチメントの使用をお勧めします。

②シール剤の塗布

シール剤は管種や用途に合わせて選択する必要があります。
よく使うシール剤

いずれにしても、液体シール剤→シールテープ→液体シール剤とし、液体シール剤はムラなく塗布、シールテープは巻いた後しっかりと馴染ませる事がポイントです。

③ねじ込み

基本的には配管方向に向かって、下(しも)側の継手をねじ込んでおきます。シール剤の塗布後にまず手でねじ込んだら、その後パイプレンチで締めていきます。そして目標とする角度のほんの少し手前で止めておき、次の管を手締めしてから最終的な角度を調整します。ねじ込み対象の継手がよほどしっかりと支持されていない限り、返しのパイプレンチをかけてください。

ねじ込み ⇒パイプレンチの種類

④防錆処理

ねじ込み後は錆止めを塗布して防錆処理を行います。ねじ込みじにはみ出したシールテープはキレイに取っておくと良いでしょう。以下の記事も参考にして下さい。
配管の防食対策

⑤その他ポイント

ねじ込み配管は、配管作業の中でも結構力のいる部類になります。力の入れ方にはコツがありますし、2人でやる場合には息を合わせないと逆に時間がかかってしまったりします。以下の記事を参考にしてみてください。
ねじ込みで力を入れる方法
ねじ込みの声掛け

また、既存管を外してからスタートという事もありますので、硬いねじ込みを外すワザが重宝するかもしれません。
硬いねじ込みを外すワザ

ねじ込み配管は、限界まで締めれば漏らないわけではないですし、緩いと漏るというわけではありません。やはり最重要なのはねじ調整であり、それさえ正確に出来れば、ねじ込み時の力加減もさほど気にすることはないと思います。施工時の参考にして頂ければと思います。

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