いきなりですが、洗濯した後、部屋干しすることって多くないですか?
梅雨時期なんて特にそうだと思いますが、そうじゃなくても、夜に洗濯するとそのまま外に干すってことはありませんよね。
しかも私のような現場仕事で汚れたり、家族が多かったりすると1日に数回洗濯するケースもあるかと思います。
そんな時に困るのが干すスペース。
「洗面所に突っ張り棒をやってるけど全然足りない!」とか「そもそも場所がないから広げて使うやつに干してます」なんて人も多いのではないでしょうか。
今回、そんな悩みを解消する、超便利な物干しワイヤー「pid 4M」をレビューしますので、ぜひ参考にしてください。
部屋干しをする時に使えるモノ
部屋干しに使えるアイテムというと、色々とあります。
今回レビューする物干しワイヤー以外のものを簡単に紹介しておきますね。すぐにレビューが見たい方は飛ばしてください。
突っ張り棒
昔ながらの突っ張り棒は実に様々な種類が売られており、取付けたい部分の幅や重量によって選択できます。
メリット
- モノ自体が低価格
- 取付け、取外しが簡単(ビスが必要ないタイプがほとんど)
- 意外と強度がある
デメリット
- 強く突っ張り過ぎると取付部が破損することがある
- 取付けの幅はある程度限られる
広げて使うハンガーラック
ハンガーラックも実に様々な商品がありますね。
たくさんかけられる結構大型のものから、折り畳んでコンパクトにしまっておけるタイプなど。
メリット
- 使わない時はしまっておける(折り畳みタイプ)
- 取付ける必要がない
- スペースさえあればどこにでも置ける
デメリット
- 干す量は限られる
- 折り畳めてもしまう場所は必要
- こだわると意外に高額
室内用物干し竿(吊タイプ)
最近の新築物件には必ずと言って良いほど備え付けられているのが、室内干し用の物干し竿です。
天井から竿を通して吊すための金物を両サイドに取付けて使用します。
メリット
- 普通の物干しのように使える(物干し竿が使える)
- 高さの調節ができる
- 使わない時に吊り用の金物を外せばスッキリする
デメリット
- 後付けするには天井の下地を探さなければならず大変
- 使わない時に竿が邪魔になる(竿をしまえる場所があれば別)
浴室に設置されたタイプ
浴室のスペースを有効利用するために、棒を設置することができます。
特に、乾燥機能付き換気扇とセットで設置されることが多いですね。
メリット
- スペースを有効に使える
- 乾燥機が付いていれば乾きが早い
デメリット
- 干せる量は限られる
- 乾燥機を使う分電気代がかかる
物干しワイヤー「pid 4M」の使い勝手は?
「pid 4M」は、物干しワイヤーと言うからには、ワイヤーを張って洗濯物をかける形になります。
ワイヤーを内蔵しているパーツと伸ばしたワイヤーを引っ掛けるパーツを、ワイヤー張りたい場所に取付けるだけで使うことができます。
もちろん、フックとワイヤーさえあれば同じように張ることはできるわけですが、それよりも「pid 4M」を使うメリットがたくさんありますよ。例えば・・・
- 使わない時はワイヤーを収納しておける。
もちろん生活導線の邪魔にならず、気にならなければ張ったままでも問題ないですよ。 - 見た目がシンプルでスッキリしているのでどんな部屋にも合う。
GOOD DESIGNも受賞している、一見すると物干しと分からないからデザインです。写真 - 最長4mの幅に多くの洗濯物を干すことができる。(10Kgまで)
家族が多くても対応できます。 - 万が一ワイヤーを離してしまったとしてもゆっくり戻る設計になっており安心。
「シュルシュルシュル、ピシッ!!」みたいに戻ることはないので安心です。 - ワイヤー収納部と取付け部がズレていても取付可能。
制限はありますが、以下のような取付けでも大丈夫です。イラスト
逆にデメリットと感じる点も挙げておきますね。
- 価格が決して安いとは言えない。
- 取付けに必ずビスを使い、下地に固定する必要がある。(クロス面なら補修は可能)
- 高所に取付け過ぎると干す時に踏み台や脚立が必要となる
我が家の場合、あまりに便利だと感じたため、なんと2つ購入して2本ワイヤーを張って使っています。
※片方が斜めになっているのは下地の関係です。
通常の洗濯物だけでなく、毛布・シーツ・ベットマット・掛け布団などの大きなものもそのまま干せて、すこぶる便利です。
なお、取付け方については、そこまで難解な訳ではありませんので、製品のホームページ(取付け方のリンク)を参考にしていただければと思います。
補足:部屋干しを乾きやすくする方法
洗濯物を干す理由は乾かしたいからですよね。(当たり前!笑)
ということは、早く乾くに越したことはないわけなので、最後に補足として洗濯物を早く乾かすのに最善な方法をご紹介します。
それは、「風を当てる」こと。
扇風機などを使って風を当ててあげるのが、なんだかんだ言って1番早く乾きます。
そもそも乾くとは、水分が気化することですから、風を当てることがそれを最も加速させるわけです。
考えてみれば、何かを乾かす時って、塗料でも消毒液でも風を当てますよね。
で、うちで使っているのは、サーキュレーターと呼ばれる空気を効率的に送ることができる扇風機
これがぶっちゃけ高いんですけど、風量がそよ風〜ウザいくらいのターボまであって、首振りが上下・左右で設定できる上にタイマー機能リモコンまでついて、超便利です。
早く乾いた方が、雑菌が繁殖してしまうリスクも最小限にできますし、生乾き臭の防止にもなりますよ。
そして部屋の空気も循環させられるので、エアコンの効きが良くなるというメリットもありますね。
今回のまとめノート
「pid 4M」は、部屋干しに超便利な物干しワイヤーです。
最長4mの幅に多くの洗濯物を干すことができ、使わない時はワイヤーをしまっておけばシンプルなデザインが壁に溶け込みます。
壁に“ビスを効かす”ことができさえすれば、どこにでも取り付けることができますよ。
→森田アルミ工業 室内物干しワイヤー pid 4M (ピッドヨンエム)
なお、ビスの効かせ方については、以下の記事に詳しくまとめてありますので、参考にしてください。
→【保存版】壁にビスを効かすための全手順!コンクリート・木・ボード対応
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