大きな新築現場などは特に、高所作業車に乗っての作業をよく行うと思います。高所作業車は、誰でも乗れるわけではなく、特定の講習を受講し、資格証を取得した人のみが運転できます。資格は10m未満(特別教育)か10m以上(技能講習)で分かれており、各都道府県の都道府県労働局長登録教習機関にて、10m未満は1万円程度、10m以上は3万円程度で受講することが出来ます。
⇒全国登録教習機関協会
配管作業では10m以上はまず使わないものの、足場が組めない箇所の雨樋などでは使うケースもあります。乗車の際は、資格証を必ず携帯し安全帯とヘルメットの着用も必須です。
高所作業車は、大きさや駆動の種類(タイヤ・キャタピラー・トラック型)などによって様々な種類がありますので、現場の状況に合わせたもので作業することが理想です。基本的には真っ直ぐ上下するタイプですが、作業箇所の真下に高所作業車を付けられない場合にはブーム型のものも使用します。
実際の運転に関しては、色んな現場で運転することで慣れるしかありませんが、タイヤ型やキャタピラ型などの駆動の種類による特性を理解していればそこまで苦労することはないと思います。
それよりも、運転したり高所で作業する際の安全面について注意すべきことがありますし、その点を常に意識しておかないと怪我や事故が起こりかねません。この点については、次の機会にまとめたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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