脚立は、重量もそれ程でもなく狭小箇所でも使用できるため、高所での作業においては大変使いやすいものです。高所での作業用としては、他にも立ち馬やマイティーベースなど色々とありますが、使いやすさに関しては脚立が1番でしょう。
左:マイティーベース 右:立ち馬
しかし、その使いやすさが故に事故が多いのも脚立の特徴です。事故のほとんどは転落・転倒によるものであり、そのせいか、ある程度規模の大きな新築現場では、ほとんどの場合、脚立の使用が禁止されています。そのくらい事故が多いのです。
とは言え、どうしても脚立を使わないと作業できない様な場所も存在しますし、改修工事や小さな現場ではむしろ脚立しか使わないという事も多いのが現状です。
そこで、脚立使用じに事故の原因となる行為を挙げておきたいと思います。
- 天板に立っての作業
- 段差へ設置しての作業
※脚の伸縮機能があり、水平設置出来る場合は除く - 別の脚立への乗り移り
- 両手に物を持って昇る(降りる)
※しっかり脚を握れない状態 - 無理な体勢での作業
※片足や身をのり出したりするバランスの悪い体制
脚立は教科書通りの使い方をするとなると、2人で使用しなければならなかったり、またがって使用する事はできませんし、何も持って昇り降りできなくなってしまいます。だからと言って、それを守らなくて良いとは言えませんが、少なくとも上記の5点の行為をしない様に意識しておけば、事故が起きる可能性は格段に下がります。
実は私自身も脚立使用時に何度かヒヤリハットがありましたが、思い返してみれば上記の様な行為をしていたと思います。また、周知会などで事故の原因について考える場合でも、ほとんどが上記の行為に集約されると感じています。
ですので、例えどんなに急いでいる時でも、うるさい監督の監視の目がない時でも、上記の行為だけはしないようにした方が良いでしょう。事故を起こして損をするのは結局自分ですし、他人にも迷惑をかけてしまいますからね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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