建設現場で怪我をしないために絶対にやめるべき3つのこと【安全管理】

あなたは現場で怪我をしたことがありますか?

現場で怪我をすると、監督(特にえらい人)や親方にめっちゃ怒られるだけでなく、場合によっては現場が止まってしまったり、労災の手続きが面倒だったり色んな人に迷惑がかかります

 

そんな何一つ良いことが無い、現場での怪我を防ぐために「絶対にやめるべき3つのこと」をお伝えします。

 

建設現場で怪我をすると1番困るのは誰?

本題に入る前に、現場で怪我をすると1番困るのは誰か?について考えてみます。

なぜなら、これをしっかりと認識しておくことで、より一層現場での注意力が高まるからです。

 

怪我をして1番困るのは、他の誰でもない「自分自身」です。

もちろん、現場を取り仕切っている人たちや、勤めている会社にも迷惑をかけますし、状況によってはその後の関係がこじれるかもしれません。

 

ただ、結局のところ誰がどのくらい大変かなんて分かりませんし、何がどうなろうと困るのは自分です。

例えば、後遺症が残って満足に仕事ができなくなるかもしれませんし、労使間のこじれで会社を辞めることになるかもしれません。

 

現場に出られない分稼ぎが減り、復帰しても「事故ったヤツ」とレッテルを貼られ、肩身の狭い思いをするかもしれません。

1回の怪我が人生を狂わせる可能性があることを頭に入れておいてください。

現場で怪我をしないためにやめるべき3つのこと

本題に入ります。

怪我をしないためにやめるべき3つのことをお伝えしていきます。内容は以下の3つ。

 

  1. ながらスマホ
  2. 近道行動
  3. 無資格作業

 

実際この内容だけ見ると、超当たり前のことだし朝礼でよく言われてるじゃん、て感じですよね。

ただ、ふとした時にやってしまいがちなのも事実。では順に解説していきますね。

 

ながらスマホ

最近本当によくニュースなどでよく取り上げられるのが、ながらスマホによるトラブルや事故。

建設現場でというよりは、街を歩いてる時にぶつかったりスマホをいじりながら運転して事故ったりといった具合です。

 

それで、実際のところ現場でスマホを見ながら作業なんてできるわけがないのですが、ふとした瞬間にやっている自分に気づく時があります

例えば、監督と電話をしながら階段を降りている時、バンドソーなどの電動工具を回している時、エレベーターを待っている時など。

 

ほとんどは怪我につながらないのかもしれませんが、もし怪我をしてしまった時にながらスマホをやっていた、となればそれが要因になることは分かり切っていますよね

そもそも、人間は脳の仕組み上2つのことを同時にできないと言われています。

 

やっているように見えても、頭の中で1つのことを高速で切り替えながらやっているそうです。

つまり、ながらスマホは確実に作業の集中力を削ぐことになるのです。

 

近道行動

近道行動とは本来、回り道が面倒だからちょっと立ち入り禁止箇所や開口の上を通ってしまうようなことを指します。

これが危ないのは言わずもがなですね。

 

ただ、そのようにあからさまな例よりも注意したいのは、“性質上”近道行動と言えるような行動です。

例えば以下のようなこと。

 

  • 高所作業車で1回降りて移動するのが面倒なため身を乗り出して作業する
  • 足場を用意するのが面倒なため軽量や段差に足を引っ掛けて昇って作業する
  • 長物を運ぶのにもう1人呼ぶのが面倒なので1人で運ぶ

 

つまり、面倒なことをやりたくないがために、安全を後回しに正式ではない手順をとることが近道行動だということ。

人間は面倒なことはやりたくないのが普通なので、「めんどくせー」と感じた時に一呼吸おいて冷静になりましょう。

 

無資格作業

建設現場では、有資格作業が無数に存在します。

私が普段何気なくやっている作業でも、高所作業車の運転・サンダーや高速カッターの刃の交換・ピット作業など、資格がなければ作業できないことが多いです。

 

これらの資格作業を無資格でやるのは全体にやめましょう

普通に考えればおかしいことなのですが、現場で有資格者がいないのにどうしてもやらなければならないとか、鬼のような親方に「やれぃ!!」と怒鳴られるとかで、やってしまうこともあるかもしれません。

 

私自身は断固として拒否しますが、実際に無資格でフォークリフトを運転したり、ローリングタワーを組み立てたりする人を見て来ました。

その中には大事故に繋がってしまった事例もあります・・・。

 

そして事故が起こってしまった場合は、無論、有資格の場合よりは面倒なことになるというのは、容易に想像できますね。

他人の場合はどれだけ注意してもやる人はやりますが、あなた自身は絶対にやらないと誓ってくださいね。

今回のまとめノート

建設現場には残念ながら怪我がつきものです。

自分が怪我しなくても、大手ゼネコンの新築工事クラスなら、最初から最後まで怪我が0というのはまずないですよね。

 

怪我が起こるには必ず何かしらの原因がありますから、この記事でお伝えした内容は、最低限守るようにしてくださいね。

建設現場で怪我をしないために絶対にやめるべき3つのこと。

  1. ながらスマホ
  2. 近道行動
  3. 無資格作業

 

では、良い配管工ライフを!

 

追伸

もしあなたが、少しでも「怪我と隣り合わせの肉体労働から脱却して人生を豊にしたい」と思うなら、以下の記事も読んでみてください。

参考配管工だけに依存せず経済的に独立して自由に生きる方法を考えてみた

 

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