配管工のような肉体労働を続けていると、体がきついなと感じることは多々ありますよね。
職人は体資本ですから、体が満足に動かせなければ、ベストなパフォーマンスを発揮することはできません。
そして無理を続ければ、いつか必ず体を壊すことになってしまうでしょう。
体は20歳を境に衰えていきますしから、意識的にケアしなければ確実に職人としてのパフォーマンスは落ちていきます。
そればかりか、偏った食事や不規則な生活が続けば、不健康になり病気になるリスクも高まるということ。
つまり、配管工として満足に動けないだけでなく、人生そのものを楽しめなくなってしまうわけです。
それを回避するために、まずは1日ハードに動いても疲れない(疲れを溜めない)ことが重要。
そこで今回は、きつい現場でも疲れない体になるための3つの基本をご紹介します。難しい内容ではありませんから、ぜひ日常生活に取り入れてみてください!
虫歯治療と噛み合わせのチェック
まずは「歯」の健康についてです。
いきなり歯?と思われるかもしれませんが、実は歯の健康は体全体の健康に直結しているのです。
なぜなら、体を作る食事をする上で歯は必須ですし、虫歯や噛み合わせが悪いと精神的にもキツいですし、笑顔になった時などのビジュアルにも影響してくるからです。
歯というのはジワジワと悪くなっていくので放置してしまいがちですし、歳を重ねるほど影響が大きくなりますから、必ずケアしてください。
大事なのはやはり毎日の歯磨きと定期的な検診、そして上下の歯の噛み合わせです。
虫歯はとにかく早く見つけて治療する
現在、私の妻は虫歯0で99%は自分の歯です。
コレは3ヶ月に1回ペースの検診と毎日の意識的なハミガキ(フロス)のたまものだそう。
私は逆で、奥歯の半分は神経まで治療されて銀歯などの「かぶせもの」があり、現在も歯医者に通っている状況です。汗
そんなわけで以下のような影響が出てしまっています。
- 痛い、しかもシクシクと嫌な痛み
- 悪化すると治療が長引くしお金もかかる
- 口臭がまずいことになる
- 虫歯じゃない方の歯で“噛みグセ”が出る
- 歯の形が変わるほど悪化すれば歯並びにも影響が出る
本当にもっとしっかりケアしておけば・・・と非常に後悔しています。
なので、あなたには同じような状況になって欲しくないので、しっかりケアしていただきたいです。
虫歯になってしまったらできるだけ早く治療して直すべきですが、そもそも虫歯にならないように予防しましょう。
それには「意識的な歯磨き」が最も効果的。
歯科衛生士さんに確認したところ、無理に毎食後やる必要はなく、夜寝る前と朝起きた時で十分だそうです。
色んな方向に歯ブラシを動かして、フロスや歯間ブラシで仕上げると尚良いですね。
毎回のしっかりした歯磨きって、正直なところかなり面倒ですよね。
なので自分で歯ブラシを動かさなくてもいい「電動歯ブラシ」は使っている人も多いですが、性能の優れているものは本体だけで数万円はしますし、定期的にブラシ部分を買換えなければなりません。
そんなデメリットを払拭する、日本初「電動歯ブラシのサブスクサービス」があります!
音波式高振動の高性能歯ブラシが、月々280円〜使用でき、替え歯ブラシも定期的に届けてくれるという、めんどくさがり屋には非常にありがたいサービス。
つまり、電動歯ブラシには興味があったけど高額な本体を買うのに足踏みしていたとか、替え歯ブラシを定期的に買うのがめんどくさいという人に向いています。
万が一本体が壊れても、サービス利用中は無償で交換してくれますから、安心ですよ。
中途半端な商品を買って後悔するくらいなら、合わなかったら辞めれるサブサクを、月たった280円で試しょう。
噛み合わせは甘くみているとヤバい
もう一つ大事なのが噛み合わせ。
口を閉じた時や歯を食いしばった時に、上下の歯がしっかりと当たっているでしょうか?
矯正歯科医さんに聞いたのですが、正常な噛み合わせは上下が当たっているのはもちろん、下の歯が少し内に入っている状態だそうです。
私は残念ながら虫歯に引き続き噛み合わせも悪く、左側の奥歯4本(噛むのにはメインとなる歯)がほとんど当たっていません。
ものは噛めますし食事には全く影響ありませんが、やはり右の歯での噛みグセがあるようで、右の歯の方が多く治療しています。
この噛み合わせがヤバいのは、噛みグセによって歯の寿命を縮めるだけでなく、顔のゆがみや体のゆがみによる体調不良、更には精神的な病気まで引き起こす可能性があること。
こちらも、少しでも違和感を感じたら、歯医者で噛み合わせを診てもらうことをおすすめします。できれば矯正歯科が良いと思いますよ。
ちなみに私は最近マウスピースを使った矯正治療を始めましたので、その経過も近日中に共有しますね。
太らない(適度な筋トレと食事の管理)
配管工は肉体労働で消費しているとは言え、食べたいものを好きなだけ食べ、お酒も飲んでいれば余分な贅肉が付いてきます。
つまり、太るのです。
そして単に太るだけでなく栄養の偏りも合わさり、配管工として、男としても次のような害が出てきます。
- カラダが重くなり動きが鈍くなる
- 疲れやすくなる
- 狭小箇所に入りにくくなる
- 生活習慣病などのリスクが高まる
- 怪我をしやすくなる
- ビジュアルが悪くなる
まあ一言で「百害あって一利なし」ということ。
いきなり全ての害が出るわけではありませんが、1つや2つは確実に感じるようになるはずです。
そうならないためにも日頃から心がけたいのが、「適度な筋トレと食事の管理」です。
適度な筋トレをする
筋トレは筋肉をつけてパワーをアップするだけではなくて、筋肉の可動域や柔軟性を上げて怪我をしにくくしたり、加齢による筋肉の衰えを最小限にするといった目的があります。
とは言っても、散々体を動かして帰ってきた時には疲れ果てていることも少なくないですよね。
なので毎日やる必要はありませんし、ゴリゴリにウェイトトレーニングをする必要は無いでしょう。
なにをメインの目的とするかにもよりますが、1日おきか3日に1回くらいの頻度で、1回に30分程度トレーニングできれば充分だと思います。
何しろ余計な筋肉がつけば体が重くなるだけですし、狭小箇所に入りにくくなるといったことも考えられますから。
具体的には、自重を使った王道の3種目(腕立てふせ・腹筋運動・スクワット)プラスできれば懸垂といった感じ。
ボディービルダーを目指すわけではありませんから、ムダな筋肉をつけずどちらかと言えば疲れにくい筋肉を作ることを意識するべきです。
パワー・関節の可動域・柔軟性・持久力・体幹などは、肉体労働にとってあるに越したことは無いですから、毎日の作業の負担にならないレベルで続けましょう。
ちなみに、筋トレには筋肉をつけるだけでなく、成長ホルモンやテストステロンなどの分泌や、アンチエイジング効果なども期待できますよ。
食事を管理する
適当に好きなものばかり食べ続けていると、職人としての寿命を縮めるばかりか、まともに仕事ができなくなる可能性すらある、というのは先に述べたとおりです。
とは言え、バランスの取れた食事を毎日3食用意するのは現実的では無いですよね。
なので以下のようなことを気にしてみてください。
- 摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにする
- 低脂質、低糖質、高タンパク、高食物繊維を心がける
- お酒を飲み過ぎない
- 毎回満腹になるまで食べない(腹八分目)
- できるだけよく噛んんでゆっくりと食べる
- 青汁やプロテインなどの栄養補助食品を活用する
特に、栄養価も大事ですが、「早食いは最も健康に悪い」と言われていますので、最低でも1口20回は噛むべきです。
そして青汁のような手軽に栄養を補えるものも活用してみてください。
また、職人のように体を酷使するならば、最も不足する栄養がタンパク質。筋トレをするなら尚更です。
何しろ1日に必要とされる摂取量は体重×2g、例えば体重70Kgなら140gですから、これを低脂質・低糖質な食事から摂ろうとすると超大変です・・・
なので、プロテインが重宝するわけですが、どれでも良いというわけではありませんから、参考までに私がおすすめするものの感想をリンクしておきますね。
→頂点を目指せるHMBプロテイン【パーフェクトパンププロテイン】
筋肉に必要な栄養が適切なタイミング(仕事後や就寝前)で補給されれば、疲労回復効果も期待できますよ。
ただし、プロテインのような栄養補助食品は、体に合う合わないがありますから、自分の体とよく相談しながら試すようにしてください。
質の良い眠りをとる
みなさんは毎朝スッキリと同じ時間に目覚められるでしょうか?
もし、スヌーズ機能を何度も使ってようやく起きる、明らかにダルくて疲れが残っている、日中も眠くて仕方ない、などの場合には良質な眠りを確保できていない可能性があります。
もちろん単純に睡眠時間が少ない場合もあるとは思います。
目安としては7時間以上眠っているのに症状があれば、本気で「眠りの質」を考えた方が良いです。
ここで、眠りの質が悪くなると言われている原因を挙げますので、当てはまる項目がないか確認してみてください。
- 毎日寝に入る時間が不規則
- 夕飯を食べてから寝るまでの時間が短い(3時間未満)
- 夕飯をお腹いっぱい食べている
- 深酒している
- 寝る直前に興奮するゲームや映画観賞をしたりSNSをする
- 昼間に長時間寝てしまった(休みの日など)
- 太っていてイビキがうるさいとよく言われる
- 深刻な悩みを抱えている
- 夜中に何度もトイレで起きてしまう
- 工事や電車などの騒音や振動で起きてしまうことがある
- 室内が暑すぎる(寒すぎる)
- カラダが疲れていない(休みの日や作業が軽かった時)
この中で、1つでも該当する項目がある方は、眠りが阻害されている可能性あり。
逆に全てクリアしていれば、質の良い眠りにかなり近いはずです。
人間は人生の3分の1近くは眠っているわけですから、とことんこだわっても損はありません。
私の場合、寝具にはかなりこだわってまして、オーダーメイドの枕はもちろん、マットレスは相当時間をかけて選びました。
価格はそれなりにしますが、最安値で手に入れる方法を含め以下の記事でレビューしていますので、興味のある人は読んでみてください。
参考:良質な睡眠の決め手!最高級マットレスを最安で手に入れる方法とは?
今回のまとめノート
今回紹介した3つがどのくらい実践できていたでしょうか?
既に3つとも意識して実施されているという方は、ぜひともそれを維持していただき、1つでもできていないという方は、このページの内容を参考にしていただければと思います。
ハードな現場でも疲れ知らずの体を手に入れて、ぜひ現場で最高のパフォーマンスを発揮してくださいね!
では、良い配管工ライフを!
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