あなたは税金や保険料をしっかりと払っていますか!?
もしかすると、この問いかけには耳が痛い人もいるのではないでしょうか。
その気持ち分かります。税金や保険料てめっちゃ高いですもんね。しかし断言します。
払わないとヤバいです!
なぜ断言できるかというと、私の同僚の職人で色々と支払っていなかったために、とんでもないことになった人がいるから。
詳しくは読み進めていただければ分かります。
というわけで今回は、私たち“大人”が払わなければならない税金や保険料と、滞納し続けたことが招いた最悪の結末、そして支払い金額を少なくする方法までをご紹介します。
特に今払っていないという人は、必ず確認をお願いします。
“自分で”払わなければならない税金や保険料
20歳以上の職人として支払わなければならない税金や保険料をざっと挙げると以下です。
- 所得税
- 雇用保険料
- 健康保険料(国民・組合など)
- 厚生年金保険(国民年金)
- 住民税
これらは、原則として雇用主が払うことになっていますから、会社に雇われている形であれば給料から天引きされます。
ですが、雇用主が会社ではなく個人・1人親方・会社が社会保険ではないなどの場合は、自分で支払う必要があります(雇用保険以外)。
中には、会社として天引きしているにも関わらず実際には納付していない、なんていうクズみたいな会社も。
それで、結局どれを自分で払わなきゃならないのか、ややこしいと思いますので、判断の仕方としては「自宅に納付書が届くもの」は自分で支払うと思いましょう。
ただし、今年からいきなり納付書が来るようになったとか、去年と金額が全然違うなどの場合は、すぐに会社に確認してくださいね。
もし会社が頼りにならないのなら、区役所・税務署・ハローワーク・年金事務所などに直接問い合わせましょう。
税金や保険料の滞納が招いた最悪の結末
冒頭に話した私の同僚の職人ですが、税金や保険料の滞納をし続けた結果どうなったと思いますか?
銀行口座が差し押さえられました!
ATMでお金をおろそうとしたら「?? おろせない・・・」となったそうです。
その他の公共料金などの引き落としなどもできないわけですから、かなりヤバいですよね。
よくテレビで「税金Gメン」て見ませんか?
要はあれと同じようなこと。税務署はいざとなればとんでもない権力を持っているので、口座を凍結したり捜査令状持ってきて家の金目の物を差し押さえたりできるわけです。
「こわぁ~」
でも普通に納めてる人には全く関係ありませんから、安心してください。
それでこの職人がその後どうなったかと言いますと、今まで未払いだった分を分割で少しずつ支払っています。
これ、どれだけ泣き寝入りしても、もちろんタダにになることはないですし、減額もされません。
むしろ利息や罰則分もプラスされて多く支払うことになります。汗
こうなってしまうと本当に大変ですね。
ちなみに、最近は大手ゼネコンさんの現場になると、健康保険証がないと入れないケースも増えてきました。
この職人は当然、保険証持ってませんでしたから、そのような現場には入れません。自分のため、家族のためにしっかりと支払いましょうね。
小ワザ:税金や保険料の支払いをできるだけ少なくするには?
毎月支払っているもろもろの税金や保険料ですが、すごくザックリ言いますと「収入が多いほど高い」です。
この収入は、もう少し詳しく言うと「所得」というもので、所得額を基にして支払う金額が計算されています(この金額がすべてではなく一部です)。
つまり、すごく簡単に考えれば、所得が少なくなれば支払いの金額も少なくなるということ。
所得を少なくする1番簡単な方法は働かないことですが、さすがにそれは無理ですね。
そこで、1つだけ所得税も住民税も簡単に減らせるステキな方法をご紹介しておきます。
それが「ふるさと納税」です。
簡単に説明しますと、日本各地の自治体に寄付をすることで、特産物などをお礼の品として貰える上に、その分節税になる(所得税や住民税)という制度です。
特産品と言えば、カニ! とか牛肉! などはすぐに思いつきますが、それ以外にもポイントやチケットなど非常にバリエーションが豊富。
利用に当たっては、簡単に利用できる専用のサイトがありますから特に難しいことはありません。
例えば、CMでもおなじみの「さとふる」や「ふるなび」など。
ネットで「ふるさと納税」と検索すれば、いくらでも専用サイトが出てきますよ。
それから、払っていたけど今無職になってしまいお金が無い、と言う人は税務署や市役所(区役所)に相談してみると、支払いを待ってもらえるかもしれません。
今回のまとめノート
税金や保険料は誰しもが払うもの。ではそれを滞納し続けたらどうなってしまうのか?
今回は私の同僚に起こった実話をもとに、税金や保険料を滞納し続けた結末をご紹介しました。
税金や保険料は払わないと最悪は銀行口座を差し押さえられることもありますから、しっかり払うのはもちろん、少なくできないかも考えてみましょう。
では、良い配管工ライフを!
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