みなさんの周りに何度注意しても「よくミスをする人」っていませんか?
私がよく一緒に仕事(配管)をする人の中に、本当によくミスをするなと思う人がいるのですが、その人をよく観察し色々と分析してみたところ、なぜそうなってしまうのかが分かってきました。
そして、自分も影響や被害を受けてしまわないようにやるべきことも分かったのです。
そこで今回は、ミスの多い人を反面教師とすべく、まとめてみます。
自分がミスをしなくても周りに影響されてしまう可能性はありますから、ぜひ参考にしたください。
ありえないミスを連発するのはなぜ?
一般論も含め、ありえないミスを連発するのはなぜか? 私が出した結論は以下です。
- やる気がない
- 他のことを考えている
- そもそも仕事をナメている
- ミスしてもその重要性を分かっていない
- 確認の仕方が分かってない
- メモをしない
よくミスをする人は、これらの全てが当てはまるかもしれませんし、1つだけかもしれません。
人間には気持ちの波がありますから、1日のうち午後イチだけ当てはまることもあり得ますね。そして体調がすぐれない時もあれば、昨晩の彼女や妻とのケンカが尾を引きずっているかもしれません。
ここで注目したいのは、ほとんどが“目に見えない”原因であるということ。
いくら気持ちは態度に出ると言っても、口では「あ〜、昨日飲みすぎて今日はぜんぜんやる気出ねぇわ」と言いながら完璧に作業をこなす人もいます。
ただ確実なのは、よくミスをする人は客観的にもそう見えてしまう、実際にメモや確認をしていないということです。
もしみなさんの身近にミスが多いなという人がいたら、その辺りをよく観察してみてください。そしてもちろん自分自身を振り返ってみましょう。
よくミスをする人と一緒に作業しなければならないなら?
仕事は協力作業が多いですから、よくミスをする人との作業もあり得ます。
そんな時に“共倒れ”にならないように、対策を考えてみました。
- 注意して改善する人には注意する
- 改善しない人とは出来る限り一緒に作業しない
- 自分が確認をする(それによって時間がかかることはあらかじめ報告しておく)
- 確認方法を教える(素直な人)
人間は手順を理解したり覚えたりすることには割と対応できますが、人格(性格)を変えることはほぼ不可能です。
それは長年生きてきた環境の積み重ねであり、歳を重ねるほど固まっていきます。
ということは、今までずっと「そんな感じ」で仕事をしてきた人に注意したところで、何の意味もないわけです。残念ながらこれは事実。
つまり、これからも一緒に仕事をしていく素直な人(例えば若手の新人など)は頑張って注意してみて、それ以外の場合は面倒でもその人がやった箇所は自分が確認するのが得策です。
「人間は一緒にいる人と同じような人になる」と言われていますから、足を引っ張られるような人からは極力離れるようにしましょう。
厳しくて心無いと思われるかもしれませんが、自分や家族が大事ならそうすべきです。
ミスしないための対策で集中力に勝るものはない
最後に、自分自身も含めてミスを少なくするためには? という点について触れておきます。
ミスを減らす最も確実で単純な方法。それは「集中すること」。
作業中の集中力が高い人はミスをしません。完璧はなくても、アホかコイツ? みたいなことは無いのです。
ですが、この「集中する」ということは、言うのは簡単でもやるのは難しいもの。
よく一流のスポーツ選手が、試合前にイヤホンで好きな音楽をかけて外界をシャットアウトしたり、おきまりのルーティーンを行なったりして集中力を高めていますが、一流でもそれほどしなければ集中することはできないのです。
じゃあやーめた! ではなくて、やれるだけのことはやりましょう。例えば以下のようなことは簡単で効果があります。
- できるだけ集中しようと意識する
- 道具をしっかりメンテナンスする
- 夜は深酒せずに朝飯もしっかり食べる
- 昼飯をドカ食いしない
- 集中する方法を学ぶ
最後の学ぶというのは、書籍やセミナー(ハードル高め)などで知識をインプットするということです。
集中力に関する書籍はたくさんありますので、数冊読んでみることをおすすめします。
自分の集中力を操れるようになれば、おそらくは何をするにしても無敵でしょう。
まとめ
仕事は立場(社員・社長・個人事業主)によらず誰かしらと関わることが多いもの。そんな中でありえないミスを連発する人がたまにいますが、それには必ず原因があります。
その原因や自分自身のチェック、一緒に作業する場合の対策などについてまとめました。
よくミスをする人はヤル気も集中力も低い場合が多いですが、注意してもムダな時は極力その人から離れて下さい。
そしてそれ以上に、自分自身が日頃から集中するように努めましょう。
では、良い配管工ライフを!
コメントを残す