※この記事はキッチンを毎日のように使う、特に主婦の方向けです。
まとまった戸数のある団地やマンションの改修工事をやると、キッチン排水の配管を撤去して配管してってのはよくあります。
それで、その時によく感じるのが、「超つまってるやん!」ということ。
もう本当にすごいんですよね。そりゃもうこの世のものとは思えないものが・・・
こんな状態じゃさぞかし流れも悪いだろうし、たとえトラップ(封水)があっても臭うんだろうなぁ、という感じです。ムシが来る原因にもなりますし。
こうなってしまわないようにするには、本当にありきたりですが、「ゴミを流さないようにする」のが1番効果的です。
そのために、これは絶対にやっておくべきという、テッパンの対策とメンテナンス方法があるのでご紹介します。
排水口ネット
これに関しては基本中の基本で、もはや何の反論の余地はないでしょう。
排水口に薄手のネットをつけておくことで、料理で出たゴミや洗い物時の残りカスなどを、直接流すことなくキャッチしてくれます。
100均でも売ってますし、毎日取り替えたとしても1日10円にも満たないでしょう。
それでも積み重なればそれなりの金額になりますから、1日おきとか燃えるゴミの日の前日などに取り替えるのがおすすめです。
これをやっておくだけで、つまりや臭いの原因の90%はなくせると断言できます。
ゴムが伸びるのでほとんどフリーサイズで取付けられますが、念のためサイズは確認してくださいね。
入れるだけヌメり取り
排水口ネットと並んでもう一つ、キッチンの排水口には常に入れておきたいものがあります。
それが「入れるだけヌメり取り」です。
これがまた何というか、地味ですがスゴくいい仕事をしてくれます。
もちろん私も使っていて、毎日触ってヌメりを確かめているわけではありませんが、何よりも減ったのはカビです。
それまでは定期的にカビキラーを使ってカビ取りをしていたのですが、ヌメり取りを入れてからはやった記憶がないくらい。
カビは乾くと飛散し、付着した箇所で増殖してしまうこともありますし、子どもやアレルギー体質の方には大敵ですから、できるだけ発生させたくないですよね。
ヌメり取りはタダ入れておくだけなので、なんの手間もありませんよ。
ただし、排水口ネットの内側に入れるとゴミ捨ての時面倒なので、外側になるように入れてくださいね。
ピーピースルーF
色々と対策をしているのにキッチン排水の流れが悪い場合は、1度排水管の中を綺麗にすることをおすすめします。
何しろ毎日のように使うキッチンですから、ほんの微量なカスでも長年蓄積すれば、つまりの原因になり得ます。
ただ、カスが蓄積してしまう原因はどちらかと言えば配管施工によるものが多いです。
例えば以下のようなこと。
- 勾配が確保されていない(逆勾配になっている)
- 必要とされる管径より細い
キッチン排水は本来50㎜は必要です。 - 管の内部に凹凸がある
面が取れていなかったり大量の接着剤やゴミが付着してしまっていたり - そもそも合流しているメイン管の流れが悪い
これを直すというのは結構な工事になってしまう可能性がありますが、とにかくまずは管の中を完全に「掃除」してみましょう。
使用するのは「ピーピースルーF」という製品です。
業務用としても使用される、配管内洗浄剤の中では最強クラスの製品になります。
使い方は特に難しくなく、粉末を水やお湯に溶かして排水口に撒き、一定時間置いた後に大量の水で流します。
※必ず取扱説明をよく読んでお使いください。
これをやった上で全く改善しないということであれば、配管に問題があると思ってください。
掃除に便利!青いペーパー
キッチンにはほとんどの家庭で「キッチンペーパー」があるのではないでしょうか。
油を取ったり掃除したりと、ティッシュより厚手なので重宝しますよね。
それはそれで良いのですが、ここ最近我が家ではとあるペーパーを使っています。それが「Scott SHOP TOWELS」というやつ。
写真を見てお分かりかと思いますが、海外製(開封したては少しノリのような匂いがします)ですので好き嫌いはあると思います。
特徴としては、とにかく丈夫で水分や油の吸収力が強いこと。なので、洗って絞ってを繰り返し、タオルのような使い方ができるのです。
なんでも元々はカーメンテナンスなんかで使われるものみたいです。
我が家キッチン周りを拭くのに普通のキッチンペーパーを使っていたのですが、濡れると終わりなので毎日大量に使ってしまっていたんですよね。
このペーパーにしてからは使う枚数がグッと減って掃除もしやすくなったので、今では手放せなくなってしまいました。
もちろんキッチン以外の掃除にも使えますので、興味のある方は試しに使ってみてください。
今回のまとめノート
キッチンの排水口が綺麗で流れも良いと、料理をしていても本当に気持ちが良いものです。
コストをかけず、今回ご紹介したちょっとした心がけで、つまりや臭いはほぼ無くすことができるでしょう。
ぜひ参考にしてくださいね!
以前の記事も参考にしてみてください。
コメントを残す