アンカー打ち失敗時の対応

配管の施工においては、配管の支持が必ずいりますが、その際にはアンカー打ちという作業が付いて回ります。床・壁・天井が木であればビスで固定できますが、コンクリートの場合にはアンカーを打ってからそこに支持金物を取り付けます。

使用するアンカーはほとんどが、3分(さんぶ)、3/8、M10と呼ばれる径が10㎜弱のネジに対応しているものです。使用するアンカーは、雌ネジまたは雄ネジになっていますが、教科書通り施工しても、どうしても打ち損じや間違えて打ってしまうことがありますので、どう対処するかをまとめておきます。

雌ネジアンカーの場合

まず雌ネジの場合ですが、モルタルやコーキングで埋める事が多いです。
ショートアンカー
アンカーを取り除かなければならない時は、短い全ネジをねじ込み、ハンマーで色んな角度から叩けば取る事ができます。(どうしても取れない場合は斫るしかありませんが、まずそこまでする事はないでしょう)

雄ネジアンカーの場合

次に雄ネジのタイプですが、ネジ部が出っ張っているわけですから、雌ネジと違いどうにかして取り除く必要があります。

上:オールアンカー 下:セットアンカー
オールアンカーセットアンカー

ピンが入っているオールアンカー(写真左)のようなタイプは、ピンが抜ければある程度簡単に取れますし、それ以外のものはやはりハンマーで叩けば取る事ができます。ハンマーで取れなければ、サンダーで切ったり、最終手段は斫って取る事になります。

注意点

たまにかなり深く下穴を開け、打ち損じた場合に出たねじ部を思い切りハンマーで、中に打ち込んでしまうという人がいますが、この施工はそもそも余計な穿孔をしているので相当まずいですから絶対にやめましょう。取り除いた後は、モルタルやコーキングで埋めておきます。(最終的にその上から塗装をしたりすることも多いです)

ということで、ここまで対処法を記載しましたが、実際の現場では隠蔽箇所なのでそのままということが結構多いです。また、配管ルートや図面をよく確認して打ち損じをなるべく無くすのも重要ですが、考えすぎて作業スピードが遅くなるのはまずいので、間違っても対処できることを頭に入れ、サクサク作業した方が良いと思います。

アンカー打ちは結構面倒ですが、配管作業全体からすると支持金物取り付けの付帯作業にすぎませんので、要領よくやることが重要ですからね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

アンカー打ち
タジマの全ねじソケット
※「アンカー打ち」はかなり前に書いた記事で、今回とは少し見解が違うので見比べると面白いです(もちろん、施工の際には今回の方を参考にしてください)

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