アンカー打ちならこのハンマー

アンカーを打つならこのハンマーで!という事で、アンカーハンマーのご紹介です。

配管をする上でアンカーを打ちの作業は非常に多いです。特に支持金物の取り付けに関しては、ほぼアンカーを使うと言っても良いでしょう。アンカー以外にも、手斫りしたり物を分解したりとハンマーを使う頻度は結構高いです。

アンカーハンマーの特徴

個人的にはハンマーに求める最も重要な事は「持ちやすさ」です。その持ちやすさを決める上でポイントとなるのは以下の点だと思います。

  • 柄の太さ
  • 柄の長さ
  • 柄の材質
  • 頭の大きさと重さ
  • 柄と頭のバランス

今回のアンカーハンマーは普通のハンマーと比較すると、柄は短くて太めでラバー素材となっているため、しっかりとした握り心地です。一見柄が短いので頭とのバランスが悪いように見えますが、グリップが良いためそこまで重さを感じず、頭が手に近いため驚くほど狙いが定め易いです。

 

また、頭は片側が平面、もう片方はかすかな山形になっていますから、用途に合わせて使い分ける事が出来ます。例えば一点(中心)に大きな力を加えてピンを打ち込んだり手斫りする場合には山形の面を、頭の端部を使って均一に力をかけたり斜め向きに打ったりする場合には平面をつかういった具合です。

配慮すべき点

いくら使い勝手が良くても、特徴のある形ゆえに配慮しなければならない点(欠点)があります。

まず、柄が太く短いいので腰袋の一種であるハンマー差しへの抜き差しがしにくい(出来ないものもあり)のと、安定感に欠けます。まぁそもそもハンマーを腰道具として持ち歩く事はほとんどありませんが・・・

また、捨てる便器や化粧台など、物を分解するという観点から見ると、柄の長い普通の石頭ハンマー(写真)には勝てません。柄が長い分、それだけ振り下ろした時のパワーは大きいためです。

まとめ

皆さんもご存知の通り、ハンマーにもかなりたくさんの種類があります。理想は使う用途によっていくつかのハンマーを使い分ける事です。

今回ご紹介したアンカーハンマーはアンカーを打つ事に特化したものですから、アンカー打ちの作業においては右に出るものはありません。あらかじめアンカー打ちが多いと分かっている場合にはぜひ用意しておく事をお勧めします。
アンカー打ち失敗時の対応

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