面取りって奥深い!?配管になくてはならない面取り工具9つを徹底解説!

配管を加工するときに、「面取り」ってほぼ毎回行ってませんか?

実は塩ビ管・鉄管・SUS管などのどんな管種でも面取りの作業は必須なのです。

 

なぜなら、面取りを行わないと接続不良になるばかりか、配管が詰まりやすくなったり流れが悪くなったりする原因になるから

面を取らない配管工は「素人」と言わざるを得ません。

 

そんな面取りですが、実は沢山の種類がありそれぞれ使い勝手が異なります。

そこで今回は、配管の面取り工具を9つご紹介します。

 

面取り工具その1:メントリー

面取りといえばやっぱりまずはこれです。名前もそのまま「メントリー」。なんという潔さでしょうか。笑

本当に面を取るためだけの道具ですが、私の仲間内では手放すことができないです。

 

メントリーのメリット

  • 内側と外側の面が一気に取れる
  • かなり荒く使っても壊れない頑丈さがある
  • 握りやすく扱いやすい
  • 鋼材の面も取れる

 

メントリーのデメリット

  • 失くしやすい
  • デザインのバリエーションがない
  • SUS管はちょっとキツい

 

面取り工具その2:電動パイプリーマー

主に薄肉ステンレス管(SUS管)で使用する電動の面取り機です。

たまにピストルのように持って使う人がいますがそうではなく、黒い筒状の先端部分を持って使います。

 

電動パイプリーマーのメリット

  • ムラなく綺麗に面が取れる
  • 電動なのでとにかく速く面が取れる
  • 内側と外側の両方取れる
  • ハヤウマやアングルなど鋼材のバリも取りやすい

 

電動パイプリーマーのデメリット

  • 機械本体が高額
  • そこそこ重さがあるので連続で使うと疲れる

 

面取り工具その3:パイプリーマー(手動)

パイプに当てがって回すことでバリを取れるタイプです。パイプリーマーと言えばこのタイプを最初に思い浮かべる人も多いかもしれませんね。

配管技能士試験の時も使いました。

 

手動パイプリーマーのメリット

  • 向きを変えることで内側と外側の両方に対応できる
  • 電源がなくても大丈夫
  • パイプ面全体に当たるので速く面が取れる

 

手動パイプリーマーのデメリット

  • 管種や径ごとに揃える必要がある
  • 大口径用がない

 

面取り工具その4:パイプスクレーパー(手動)

今回ご紹介する中では最も手軽な道具ですね。腰袋に入れている人もよく見かけます。

先端がクルクル回るようになっていて、平に削り出された刃をパイプに当てて使います。

 

パイプスクレーパーのメリット

  • 本体が安価
  • 軽いので持ち運びしやすい
  • 外側と内側の両方取れる(外側は少しやりづらい)

 

パイプスクレーパーのデメリット

  • SUS管のバリはちょっと厳しい
  • 力を入れすぎると壊れる

 

面取り工具その5:サンダー(ディスクグラインダー)

パイプの面取り専用ではありませんが、よく面取りとして使う電動工具です。

電池式とコード式がありますが、コード式は回転が速くパワーがありすぎるのであまりおすすめしません。面取りだけなら14.4Vの充電式でも十分ですよ。

 

サンダーのメリット

  • 削る能力が高いので素早くバリが取れる
  • 刃を変えればどんな管種でも対応できる
  • 大口径の塩ビ管を深く面取りできる
  • 少しの管端のデコボコなら修正できる

 

サンダーのデメリット

  • 内面のバリにはほぼ対応できない
  • 注意深く使わないと怪我をする可能性がある
    ※刃の交換は有資格作業です

 

面取り工具その6:バリ取りビット

インパクトに取付けて使うことができるビットでも面を取ることができます。

材質や形状が多種多様なので、好みや管種に合わせて選択すると良いでしょう。電動パイプリーマーの代用として使うことがほとんどかと思います。

 

バリ取りビットのメリット

  • 砥石は比較的安価である(ダイヤモンドは高い)
  • インパクトで使えるので手軽
  • 要領を得れば速く面を取れる

 

バリ取りビットのデメリット

  • 割とすぐビット自体がダメになる
  • 均一に力をかけづらい

 

面取り工具その7:カッターなどの刃物類

手動の面取り工具というのは基本的に「刃物」ですから、カッターやナイフなどでも面を取ることはできます。

カッターなんかは塩ビ管によく使う人もいるのではないでしょうか。鉄管には刃の方ではなく背中部分を使う人もいますね。

 

カッターのメリット

  • 腰道具として持ち歩いてることが多いので、いつでも手軽に使える
  • 塩ビ管は結構きれいにバリが取れる
  • 替刃が安価

 

カッターのデメリット

  • 刃こぼれしてカッターとして使いにくくなる
  • 大口径やSUS管はちょっとキツい

 

面取り工具その8:高速カッター

配管を切断したついでに面を取るという人も多いのではないでしょうか。

そもそも切断する管種が限られてきますが、切断と面取りが両方できるというのは便利ですよね。

 

高速カッターのメリット

  • 切断したついでに面が取れる
  • 素早く面が取れる
  • 少しの管端のデコボコなら修正できる

 

高速カッターのデメリット

  • 内面は取れない
  • 注意深く使わないと大怪我をする可能性がある
    ※刃の交換は有資格作業です

 

面取り工具その9:旋盤のリーマー

電動ねじ切り機(旋盤)にリーマーがついていますよね。ねじ切り機ですから対応管種は鉄管となります。

面取り専用工具ではありませんので、補足情報として捉えてください。

 

旋盤のリーマーのメリット

  • 簡単に面が取れる
  • 均一に面が取れる

 

旋盤のリーマーのデメリット

  • 内面専用である
  • 内面ライニング鋼管は面が取れすぎる可能性がある

 

今回のまとめノート

面取りは配管の加工においては必須です。

面取りをするからこそスムーズに継手を接続することができ、漏水のリスクも最小限にできるのです。

 

今回はそんな配管の面取りに関する工具を9つまとめてご紹介しました。

現場の状況や管種によって適宜使い分けられると最高かと思います。

 

では、良い配管工ライフを!

 

 

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