高速カッター(サンダー)使用時にはここに注意!

高速カッターやサンダーによる事件事故速報は毎年のように耳にします。私の周りでもかなりの大怪我をした人が何人かいます。それだけ高速カッターやサンダーは“危険”だという事ですが、今回は基本的な注意事項ではなく私がポイントとして気を付けている事を2点お伝えします。

ポイント① 眼の保護

回転中の刃に触れると、ほぼ間違いなく何らかの怪我をしますから、切断時にはかなり気を付けると思います。ただ、そこで疎かになりがちなのが眼の保護です。高速カッターの切粉は、前後上下左右あらゆる方向に凄まじいスピードで飛び、更にかなりの高温ですから、眼に入ると痛いだけでなく落としにくいのです。特に金属の切粉はタチが悪いです。ですから、保護眼鏡(ゴーグル)をするか、ヘルメットのシールドを下げるかして、必ず保護しましょう。

もし鉄粉が眼に入った場合には、すぐに綺麗な水で洗い、取れなければ出来るだけ早く眼科を受診すべきです。
眼に鉄粉が入ったら!?

ポイント② 刃の交換

前提条件として、刃の交換には資格が必要です。これは労働安全衛生法で定められています。
株式会社レヂトンより(外部リンク)

それを踏まえた上で、必ずやらなければならない事は「電源を抜く」事です。高速カッターやサンダーは刃が回転していなければ怪我をする事はまずありえません。つまり、刃の交換時に怪我をしないためには、電源を抜いておけば良いのです。

この当たり前すぎる事が実際の作業中では結構疎かになりがちです。刃の交換中は当然の事ながら手が刃に触れているわけですから、もし電源を抜かずに誤ってスイッチを入れてしまったとしたら結果は明白です。どんなに焦っていても、どんなに億劫でも刃の交換時には必ず電源を抜きましょう!ちなみに私は過去に一度、刃の交換中に手を切った事があります・・・(もちろん電源を抜いていなかった事が原因です)

以上2点が高速カッターやサンダーを使用する上で私が重視している点になります。どちらも簡単な事ですから必ず実践し、より安全に作業していきましょう。

P.S.

オーソドックスな切断砥石と言えば、以下を買っておけば間違いはありません。コストパフォーマンスの高さと安定性は、私を含め職人仲間の現場でも常に使っているため実証済みです。
※鋳鉄管やステンレス鋼管をガツガツ切るような場合は専用刃を使いましょう。

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