鉛管と塩ビ管をつなぐMYジョイント

新築工事では鉛管を見ることはまずなくなりましたが、改修工事ではまだまだ鉛管を目にすることは多いです。スケルトンにして全く新規の配管であれば特に気にすることはありませが、鉛管(スラブ貫通の立ち上がりは鉛管が多い)を残してつなぎ込みのケースでは少々手間がかかります。

今回は私がこれまでに施工した鉛管の接続方法として、MYジョイント(ボルトで締め付けるタイプ)についてご紹介したいと思います。MYジョイントは、鉛管を塩ビ管に変換でき、原理としては銅管のフレア接合のような物です。

施工手順と注意点

 ①接続部をベンドベンなどを利用して広げる
 ②MYジョイントに広げた接続部を差し込む
 ③ボルトを均一に締め付ける
※状況に応じてシール材を使用します。
施工方法(外部リンク)

となりますが、この接続方法の全てを左右するのは、①の接続部を広げる作業です。この作業は面倒で時間がかかる上に技術を要し、接続口が金物に密着しないと簡単に漏れてしまいます。本来は鉛の柔らかい性質を利用して金物に密着させるのですが、どうしてもうまく密着せずに漏水してしまう場合には、金物側にコーキングを使用する裏技を使用します。

また、もう一つ注意しておくこととして、押さえ側の金物を接続口を広げる前に入れておかなければならない事です。もし金物を入れ忘れると、せっかく広げたものを戻して金物を入れて、再度広げるという悲惨な事態になります・・・

ひとまずはこれらの点を注意しておけば、漏水や二度手間になってしまう事はないと思います。実際に施工する際には、もし初めての場合はいきなりやらずに、出来れば熟練者のやり方を1度見てからやってみた方が良いです。最初は大概漏れますので。(私も一発目で漏れました)

改修工事でも鉛管を残して施工する事は稀だとは思いますが、もしそのケースに出くわした際には、ぜひ参考にして頂ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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