今回は「配管工ってどんな仕事? その1」に続き、仕事内容を少し詳細にお話しします。仕事の内容ですが、簡潔に言うと、「衛生配管メイン+少し空調」です。新築、改修のどちらもやります。
新築工事
マンション・病院・テナントビル・学校・倉庫など色々です。(サブコンがどこで何次下請けなどの話は、ややこしいので割愛させてください)
配管の内容としては
- 給水・給湯(衛生・加湿給水など)
- 排水(汚水・雑排水・厨房排水・化学薬品排水など)
- 空調ドレン
- エアー
- 蒸気
- ルーフドレン
- 空調(換気設備・冷温水)
- 上記に伴う器具付け
などです。色んな業者の方達と協力してありとあらゆる配管をやらせてもらっています。
改修工事
団地やホテルの共用部及び専有部の配管更新、倉庫や食品工場のスケルトン改修、マンション1室のリフォームに伴う水回りの更新などです。配管の内容は、給水・給湯、排水、器具の脱着がほとんどです。
1番メインでやっているのが、団地など集合住宅の配管更新工事です。(増圧化や水槽交換などもやります)管種は塩ビ管から鉄管、ライニング鋼管、SUS管、ポリ管など様々です。
継手及び接続に関しても、のり付け、MD、ねじ込み、ろう付け、ナイス、Zロック、モルコ、締込み、融着など多岐に渡ります。溶接に関しては、応援で手伝う機会はありますが、自分達ではやりません。
逆にほとんどやらないのが、本管からの取り出しや、建売りの戸建てなどです。新築、改修を問わず色々な現場でたくさんの配管を触らせてもらっていますので、日々勉強といった感じです。特に改修では毎日のように同じ作業が続くことが多いので、いかに効率的に時間短縮できるかよく考えます。そうすることで、最初は17:00まで目いっぱい掛かっていた作業が昼過ぎには終わるまでになります。
ごくたまに毎日残業しなければならないような過酷な現場もあります。ただ、それもその現場の工期までですし、工程のおかしいことがほとんどなので、割り切って踏ん張って乗り切ります。当然、工程について文句は言いますが。
とにかく現場ごとに内容が全然違いますし、得意分野的なものもないのですが、1つ挙げるとすれば、団地やマンションの改修工事に関しては、件数もこなしていますしかなり慣れているかと思います。
と、こんな感じですが、あまり分かり易く説明できず、すみません記事内に出てきた管種や継手については、今後もどんどん情報発信していきますのでよろしくお願いします!
⇒配管工ってどんな仕事? その1
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