説得力のある人とない人

配管工に関わらず全ての職種の人に言えることで、仕事の中で注意されたり教えてもらったりする時に説得力のある人とない人がいます。どこにこの違いがあるのかなぁといつも考えていたのですが、最近私の中で一つの結論が出ました。もちろん言い方の上手い下手や相手に対する性格的な好き嫌いが少なからず影響することは否定しません。しかしそんな事よりもっと根本的でシンプルな内容です。

自分だって・・・

先輩や他の配管仲間の人に注意されたり何か教えてもらった時に、ほとんどの場合は素直に受け入れられます。ですが、何かイラっとしたり違和感を感じることがあると思います。

その大きな原因の一つが「自分だって〇〇じゃん」という思いです。つまり他人に注意した事教えた事を自身が出来ていないのです。

例えば少し前にこんな監督Nさんがいました。公団の新築工事をやっていた時の事です。外部足場も全てバレて竣工も間近だった頃、1人の新米監督が休み時間にノンヘルで外(敷地内)を歩いていたのを見て猛烈に怒鳴りつけました。「ヘルメットしなきゃダメだろ!」と。ところがそのすぐ後、ふと建物を見上げると、5階のバルコニーでその監督Nが脚立に登ってノンヘルで何やら作業をしていたのです。

それをたまたま新米監督と見ていた私は一言新米監督に向かって、「ああいう人(監督)にはなっちゃダメだぞ」とだけ言いました。

注意する、教える時は自身も振り返る

監督Nさんのような例は実はよくある事ですが、もっと平たく言えば「自分の行動と言動が伴っていない人は信用できない」つまり説得力がないという事です。朝寝坊ばかりしている人に、時間管理は社会人の基本だなどと言われても、どの口が言ってんの?て感じですもんね。

そう考えると、後輩などに何か注意したりする時は、果たして自分がそれを出来ているかを振り返る良い機会なのではないかと感じます。施工手順を教えるような時でも、自分が手を抜いてしまっている箇所はないかと自問自答すると、自身の施工もより確実なものになると思います。

とは言え、常に気にしていたのでは仕事になりませんから、ふとした瞬間に思い出す程度で良いのではないでしょうか。少なくとも後輩に注意した事をその日に自分がやってしまうなんてことは避けたいですね(汗)

頭の片隅に入れておいて頂けるとありがたいです。

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