明日から即実践できる配管工の熱中症対策3選

配管工は体資本ですから、日頃の体調管理も仕事のうちです。これはどんな施行要領や技術を身につけるより重要なことです。

夜遊びをして睡眠不足にならないとか、深酒をして二日酔いの状態で現場に出てこないなどは最低限だとして、暑い季節に特に意識的に気をつけなければならないのが、「熱中症」です。

熱中症は最悪の場合命を落とす危険性もありますから、年齢や個人の体力に関わらず、しっかりと対策を取る必要があります

よく言われるのが、こまめな水分(塩分)補給・適度な休憩・作業前の体調チェックなどですね。もちろんこれらは最低限押さえておくとして、今回は私が実践している熱中症対策で、すぐにでも実践できる内容を3つご紹介したいと思います。

それが、1.扇風機の使用」「2.凍らせたペットボトル」「3.頑張らない勇気」です。この3つはどれも本当に簡単に実践できますから、このページの内容を読んで参考にしてみてください。

1.できるだけ扇風機を使う

ある程度規模の大きな現場では、現場で仮設材として扇風機を用意してくれる場合があります。台数が限られているので、使うのに競争率が激しいかと思いきや、段取るのが面倒なのか意外と余っていることが多いように思います。

これを使わない手はありません。電源の問題や作業スペースの問題などあるかもしれませんが、できる限り扇風機を回した方が良いでしょう。

ちなみに扇風機はクーラーとは違い風を送っているだけですから、ただ回しただけはさほど涼しくはないですが、汗をかくとそれが冷やされてかなり涼しく感じます。

扇風機を回す時の注意点

現場の状況によっては扇風機を回せない(注意して回さなければならない)こともあります。これは隙間から指を入れると怪我するよ!とかいう話しではなく、現場ならではの注意点です。

お伝えしたいのは1点で、「風によって何かが舞ったり剥がれたりしないようにする」ということです。

例えば、撤去による切粉やアンカー打ちによる粉塵がどこかに飛んでいってしまったり、養生材が剥がれて飛んでいってしまったりすることは、絶対に避けなければなりません。

ですから、風の強さや向きを工夫して“飛散・風散防止”を徹底しましょう。

現場で扇風機を用意してくれない場合は?

もし現場で扇風機を用意してもらえないなら、自分で小型の扇風機を用意しても良いかと思います。電動工具と同じバッテリーを使えるタイプのものや、クリップでどこでもとめられるタイプなど、好みのものを選ぶと良いでしょう。

日立工機:14.4Vまたは18Vの電池を使用可能

クリップで挟める小型なタイプ

2.凍らせたペットボトルを現場に持って行く

最近はコンビニでも夏になると、凍らせたペットボトル飲料を売っていますね。凍らせたペットボトル飲料(500ml)は、現場でも非常に有効です。常温で置いておけば、作業中に徐々に溶けていくため、いつでもキンキンに冷えたものを飲むことができます。

私の経験上の目安としては、夏の室内や風通しの良い日陰作業なら半日で1本、炎天下や非常に暑い部屋(天井裏やボイラー室など)なら休憩ごとに1本程度です。私はかなり汗っかきなので、プラス休み時間にも水分を摂っています。

凍らせたペットボトルの良いところは、思い立ったらすぐに冷たい飲み物が飲めるだけでなく、とても暑いと感じた時に首に当てたり、脇に挟んだりして体を冷やすことができることです。暑くてバテてしまった時でも、これをやるとそれはもう気持ちが良く生きた心地がするものです。

水分補給という点から見ると水筒も良いとは思いますが、ペットボトルなら手軽ですし、体を冷やすこともできますからお勧めです。

飲み終わった空のペットボトルを放置せず、持ち帰ることだけはくれぐれも忘れないようにしましょう。

冷たさをより長く保持するためのペットボトルホルダー

作業場所によっては、超暑くて凍らせたペットボトルもすぐに溶けてしまうとか、休憩時も結構飲んでるのでそんなにハイスペースで飲まないという場合もあるかと思います。そんな時には、冷たさをより長く保持するために、ペットボトルホルダーが有効です。

ペットボトルホルダーは、気の利いた現場だと夏に配られることもありますし、そうでなくてもそこまで高価なものではないので、持っておいても良いかと思います。

お勧めは、余計なものがゴチャゴチャ付いていないジプルなものです。

3.頑張りすぎない勇気を身につける

ここからお話しする内容は、ある意味1番大事かもしれません。日本人は不平不満を言わずに黙々と頑張ることが美徳とするような風潮がありますが、私は間違っていると思います。

特に職人の世界は厳しく、忙しい現場ではほとんど休みなしに作業しなければ間に合わない、というようなことがあるのも事実です。

ただ、冷静に考えれば、どのような作業でも“命を削ってまでやる必要はない”ということです。つまり、いくら忙しくても、喉が乾けば水分を摂れば良いですし、ちょっと汗の量が異常だと感じれば涼しい場所で休めばいいのです。

そこだけは、いくら周りがせかせか動いていようとも、親方に怒鳴られようとも、頑張りすぎない勇気を持つべきです。その5分10分をケチったがために倒れでもしたら、逆にとんでもないロスになり、色んな人に迷惑がかかるのは明白です。

暑けりゃとにかく休んだ方がいいと言っているわけではなく、自分の体から発せられる声に素直になるべきだということです。ただし、体にも少しは負荷をかけないと、精神的にも肉体的にも成長しませんから、頑張ったと胸を張って言えるくらいのレベルは目指しましょう。

今回のまとめノート?

熱中症は甘く見ると重大災害になりかねないもので、毎年何人もの人が命を落としているのが事実です。

とはいえ、意識的に対策を行っていれば防ぐことは可能です。こまめな水分(塩分)補給や休憩は基本中の基本。

それに加えて、1.扇風機の使用」「2.凍らせたペットボトル」「3.頑張らない勇気」を実施することで、さらに熱中症になる可能性を下げ、快適に作業ができるようになります。どれも即実践できる内容ですから、早速取り入れてみてください。

では良い配管工ライフを!

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