プールの蛇口を締め忘れ20日間放置すると?

私が知る限り最大の「流しっぱなし事件」です。先日すごいニュースが飛び込んできました。千葉市の某小学校にて、プールの給水栓を閉め忘れたまま20日間放置し、水道局からとんでもない金額の請求が来てしまったというものです。その額なんと、『440万円!』です。サラリーマンの平均年収を超えてます・・・

そもそも事の発端は、プールの循環器が壊れていたため、ある男性教諭が水を入れ続ける事で汚い水を循環させようとし、給水栓を開けたことです。その時点から、循環器の修理や水泳教室を経て、結果的に20日間水が出しっ放しになってしまったのです。

この事件は、単純に男性教諭のミスというわけではなく、以下のような要因が重なったように思います。

  1. ちょうど夏休み期間だったこと
  2. 給水口が水に浸かる形になっていたこと
  3. プールの状態をチェックする管理体制がなっていなかった(ずさんだった)こと

今回の事件は他人事ではない

私も水に関わる仕事をしていますから、今回の事件は他人ごとではありません。ましてや、私たちは配管をしているわけですから、もし分かりにくいPSやピット内で漏水し続けていたりしたら、蛇口の締め忘れどこの騒ぎではありません。

ということで、今回の事件から日々の仕事に再確認すべきだと感じた内容を、原因の3項目と照らし合わせてまとめてみました。

①長期間現場を空ける場合は?

他の現場に行かなければならなかったり、季節休などのために長期間現場を空けなければならない事があります。その際は、道具や材料の管理はもちろんですが、それまでに施工した箇所で重要な部分を確認するべきです。例えば給水管末端の止水や満水テスト後の水の抜き忘れなどです。

②施工していておかしいと感じた時は?

現場経験を積むと、監督が見落としている施工上の問題に気付く事があります。例えば、ダブルトラップになっていたり、中水と上水を間違えていたりするわけです。過酷な現場では日々の配管をこなすので精一杯ですが、そいうった施工上の問題点を指摘してあげられると、ワンランク上の配管工という感じがしますし、監督にも一目置かれるかもしれません。

③管理がずさんだとかんじたら?

これまでの経験から正直に言いますが、監督さんの中でこの人は出来る!と思う人はほんの一握りです。逆によくこんな感じでクビにならないなと思う人や全く信用できない人の方が多い気がします。おそらく毎日があまりに忙しく、建築の監督や職人の両方からいびられて、どこまでなら手を抜いても大丈夫かを自分で線引きしてしまっているのだと思います。

とにかく、管理体制に少しでも疑問を感じたら、改善案を提案するなり上長に相談するなりし、状況によっては”逃げる”タイミングを考える必要もあるでしょう。仕事は人・時間・お金の全てが絡む問題ですから、現場が火を吹いて泥沼にはまる前に退散するという選択肢も時には必要なのです。

ということで、最後は監督に対するグチのようになってしまいましたが、日々の何気ないニュースから自分の仕事を振り返る良い機会だと思いましたので、記事にしてみました。こういった振り返りが定期的に出来れば、職人としての質も上がりますから、思い立ったらぜひやってみてください。

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