スラブ貫通部の斫りを劇的に速くする方法 改修工事

改修工事で共用部(シャフト内)の竪管を更新する際、ほとんどのケースで斫りが必要になってきます。これは竪管が各階のスラブを貫通しているためで、この部分の斫りの良し悪しは撤去や新規配管時の作業に大きく影響します

この斫りは専門の斫り屋さんにお願いすることもありますし、自分たちで斫らなければならないこともあります。斫り屋さんに頼めば楽なのは当然ですが、その分的確に指示を出さなければなりませんし、もちろんお金も掛かります。自分たちで斫る場合は大変でも撤去や配管のことを考えた斫り方ができますから、結果的にはこちらの方が楽になるかもしれません。

今回は自分たちでスラブ貫通部を斫る場合に劇的に速くする方法をご紹介したいと思います。

小細工はいらない!2人で斫ろう

スラブ貫通部は躯体の状況にもよりますが、私の経験上95%はスリーブが入っていますから、基本的にはスリーブをモルタルで穴埋めされた部分を斫ってやればよいことになります。(残り5%は躯体に直接貫通している・斫って配管を通しているなどです)

スラブ貫通

スラブ貫通部の斫りを速くするには、ノミを尖がらせたりハンマードリルで数発貫通させておくなどのこともさることながら、1番良い方法は「上下から2人で斫る」ことです。

上下から斫ると速いのには理由があります。スラブ貫通を斫ったことがある方は分かると思うのですが、1箇所でも下に抜けるとその後は割と楽にどんどん崩れていってくれるものです。これは斫りで出たガラが下に落ちてくれるからであり、この”下に抜ける”のを劇的に速くするのが下から斫ることなのです。

ちなみに電動ハンマーではなくハンマードリルで突っついても効果はあります。要するに、下からスラブの底を壊し、上からとは違う角度で斫ることでガラを落としやすくしてあげるわけですね。

※注意点

2人で上下から斫るのは速いのですが、注意点もお伝えしておかなければなりません。まず、そもそもシャフトというのは狭いですから、下から斫れないまたは斫れても危険な場合がありますので、その点は無理せず安全を優先しましょう。それに関連して、下から斫るということは落ちてくるガラや粉塵をモロにくらう可能性がありますから、適切な保護具を必ず着用しましょう。

そして大前提として、2人を斫り要員として割ける現場でなければなりません。その辺りは各作業のバランスを見て人員配置するように心がけましょう。

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