ゲートバルブ(仕切弁)使用時の注意点

衛生配管の施工においては、ゲートバルブを使用する頻度がかなり高いと思います。ゲートバルブは、ナイスジョイントのような特殊なものもありますが、青銅や黄銅製などの両側がめねじになっているものがほとんどかと思います。
ゲートバルブ
このゲートバルブを配管で扱う際に、いくつか注意している点がありますので、まとめておきたいと思います。

☑なるべく傷を付けない

青銅や黄銅は柔らかいので、パイレンなどをかけた時に傷が付き易いです。見た目的にも悪いですが、腐食の原因にもなりますので、左右の六角部分に平行にパイレンをかけるように注意しましょう。

☑タイコの部分にパイレンをかけない

ゲートバルブは中央部を弁体(タイコ)と呼ばれるものが上下することで開閉します。よって、中央部にパイレンをかけるとつぶれによって弁体の上下がスムーズに出来なくなる可能性があります。必ず左右の六角部にパイレンをかけましょう。

☑グランドを外したらシールテープを巻いてねじ込む

これは実はやってはいけないことです。
ゲートバルブ グランド
しかし、実際に配管をしていると、ハンドル部分が邪魔になってねじ込みが出来ないことが多々あります。
この部分はすり合わせ(パッキンなどが入ってない)になっているため、1度外しそのままねじ込むと大体漏れますので、シールテープを巻くなどの処置が必要です。

☑古いものは開閉時のサビに気を付ける

鉄管が使用されていて古いものは、サビが発生していることがほとんどですので、開閉の際に弁体の間にサビが挟まって止水出来なかったり、開閉の振動でサビが落ちて部屋内の蛇口から出てくることがよくあります。そんな時は軽くバルブをたたき、何度か開閉を繰り返すと良いです。
※腐食状況によってはバルブをたたくと管が折れる場合もありますので注意してください。

☑タイコが落ちてしまう!?

弁体(タイコ)は弁棒に引っかかっているだけですので、何かの拍子に外れてしまうことがあります。そうなると、どうあがいても全く水が出ませんので、一旦グランドを外して中の弁体を取り出す必要があります。団地などの改修工事でメーターの一次側バルブがこうなってしまうと、系統断水や最悪のケースでは全戸断水するという悲惨なケースもあります。

☑全開したらハンドルを45度戻す

バルブのハンドルは長い年月が経つとサビやゴミなどで必ず固くなります。それを考えて全開した際は45度戻してあげると「あそび」が出来、ハンドルが固着することを和らげることが出来ます。

以上のようなことを頭に入れて配管を行うことで、よりきれいな
配管が施工でき、改修工事などでの事故防止も出来るかと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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