団地などの改修工事では、お客さんの部屋内で作業することがありますが、その場合養生が必須です。私達もよく改修工事をやりますが、部屋内の養生方法は、毎回ほとんど同じです。そこで、よく使う養生材や方法について、整理しておきたいと思います。
今回は「敷く」編ということで、床に敷くものを中心にまとめます。
目次
養生テープ・マスキングテープ
養生材を貼り付けるために使用します。それ自体でも管口養生などが可能です。
マスキングテープ
養生テープはある程度粘着力がありますので、クロスや塗装面に貼る際には注意が必要です。
※最初に目立たないところで少し貼り付けてみて剥がれないか確認します。
クロスや塗装面が剥がれそうな場合は、粘着力の弱いマスキングテープを使用します。その場合、最初に広くマスキングテープを貼り、その上に養生テープを貼る方法もあります。テープ関係は、とにかく貼る面が濡れていたり汚れたり濡れていると貼り付きませんので、それらを取ってから貼るようにします。
ピラマット
ある程度厚みがあって丈夫なマットです。
クッションマット
スチロール系の柔らかい素材でできているマットです。
ブルーシート
ビニール性のシートで、1番よく見るものではないでしょうか。(写真はロールのもの)
プラベニヤ
「プラダン」とも呼ばれ、床に敷く以外にも、壁に貼って使用します。
薄ベニヤ
主に作業範囲をある程度長期間、しっかりと養生したい場合に使用します。大体、4㎜程度の厚さのものを使用します。
落としたぐらいでは傷つきません。ただ、配管の更新作業でそこまですることは稀ですね。
養生材は消耗品ですが、適切なものを選択し、できる限り大事に使うことでかなり節約できると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
最新のコメント