ワン座のツメ

器具を取り付ける際には、メッキ管と止水栓をねじ込むケースがほとんどです。その際に、共締めをしないということについて以前お話ししました。今回はメッキ管に通して使用するワン座についてです。ワン座はその名の通り、おわんのような形をしており、床や壁の貫通部をきれいに隠すことが出来ます。
止水栓 ワン座
この場合、メッキ管に予めワン座を通しておく必要がありますが、その際にワン座のツメ↓↓を内側に少しだけ曲げてあげるとメッキ管とワン座がしっくりはまります。
ワン座
逆にツメを曲げないと、結構パカパカになりますので、壁から出ているケースでは貫通部の穴がすぐに見えてしまったりします。曲げるのは指で簡単に出来ますが、たまに硬いことがありますので、その時はプライヤーなどを使えば大丈夫です。とても些細なことではありますが、それだけで仕上がりが微妙に違ってきますので、意識しておきたいところですね。

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2 件のコメント

  • 床からブラッシュバルブを取り付けるのですが、便器にワン座が当たりおさまりません、ワン座を切り込みたいのですが、どうすればいいか、教えてください。

    • 大坪幸春さん、コメントをありがとうございます。
      ワン座が便器に当たるとは珍しいケースですね(汗)
      ワン座はサンダー(ディスクグラインダー)と研削砥石で切ることはできますが、ワン座をプライヤーで掴むなどしないとかなり危ないです。
      そして切った部分が不恰好になりますから、コーキングで隠すなどの処理も必要になってくると思われます。
      メッキ管のねじ込み部がそこまで目立たないのであれば、いっそのことワン座を付けないでコーキングのみで隠してしまうのも手です。今後外したり付けたりが面倒にはなりますが・・・
      よろしくお願いします!

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