定尺の”長さ”についてです。(今回は例としてSUS管です)
材料屋さんにパイプを注文すると、半切りとかで指定しない限り定尺で入ってきますよね。いわゆる「マモノ」と言われるやつです。このマモノですが、”定尺”と言いながら実は長さがまちまちなんです。
SUS管であれば通常4mですが、実際にパイプを測ると4007㎜~4012㎜くらいあります。(メーカーによって違うようです)なぜこの長さなのかは未調査ですが、従って4mより長い寸法の場合には注意が必要です。
なぜなら、定尺をソケットで繋ぎ残りの寸法を計算するにしても4000㎜として計算してしまうと7㎜〜12㎜の誤差が出てしまうことになるからです。よって、4mを超すケースでは、
- 7㎜〜12㎜を加味して計算する
- 4000㎜きっちりに切断する
のいずれかにするよう注意しています。ちなみに、距離が長くソケットでどんどん配管し最後だけ寸法を合わせるようなケースでは、さほど気にする必要はないですね。
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