職長の仕事 コミュニケーション

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配管の仕事には本当に多くの人が関わっていますよね。特に大きな現場だと仲間内の職人さんだけでも相当な人数になると思います。そんな中で職長はスケジュールを把握し道具や材料の管理をしながら、各職人さんに作業指示をするわけですから、かなり大変です。特に各職人さんへの指示に関しては、経験年数や知識・性格・年齢・他の人との相性などを考慮して内容を決め、間違いがないように分かりやすく伝えなければならず、かなりの労力を要します。そこに関しては自分の好き嫌いで判断する事は出来ません。

つまり、この指示をするという事に関しては、コミュニケーション能力が必要不可欠なわけです。断言しますが、コミュニケーション能力がない人に職長は務まりません!ひと現場は何とかしのげたとしても、次からは、あの人の下ではやりたくないと言われてしまったり、全く見当違いの施工が頻発してメチャクチャな現場になったりします。

ではどうやってコミュニケーション能力を鍛えるか

ここからは個人的な意見になりますが、コミュニケーションとは「人と話すこと」ですから、日頃からなるべく多くの人と話をするように心がけます。自分は人見知りだと言う人も、身内や付き合いの長い職人仲間でも良いですから、とにかく積極的に話すようにします。話すということは、自分の思いを言葉にし、相手のリアクションから色んな判断をするわけですから、必ずコミュニケーションの役に立ちます。

また、話しをする以外にも、仕事で関わりのある人たちに関しては、仕事に対する姿勢を含め、日常的なふるまいをよく観察することです。酷なようですが、発言や行動が人間性を疑われるような人は、なるべく重要度の低い仕事を任せるか、切り捨てる勇気も必要になります。

現場仕事というのは、危険な作業や沢山の職人さん達の汗の積み重ねであり、当然お金も発生しているわけですから、寝坊の常習犯やミスを隠しているような人には仕事を任せるわけにはいきません。逆に責任感が強く知識も豊富だというような人には重要な仕事を任せ、時にはアドバイスをもらうこともよいコミュニケーションになるかもしれません。

以上の2点(話すこと・観察すること)を常に意識出来れば、自ずと現場でのコミュニケーション能力は向上すると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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