スケールを長持ちさせるには?

ハードな現場仕事でスケール(コンベックス)を長持ちさせるにはどうすればよいのでしょうか?
いいものだと3000円くらいしますが、1番使うものですので、なるべく長持ちさせたいですよね。スケールは消耗品だーっ!と割り切って500円~1000円以内の安いものを買うのも手ですが、色々と不都合が出てくるかもしれません。例えば、

  • そもそも強度が弱い
  • ホルダーの形状が気に入らない
  • 裏に目盛りがない

などです。そもそも、どこが壊れやすいかと言うと、個人的には目盛りの部分かと思います。

コンベックス タジマ※上記はTAJIMA製

目盛が割れると戻らなくなりますし、曲がっていても滑りが悪くなります。私も今までかなりの数のスケールをダメにしてきましたが、ほとんどが目盛りの破損でした。つまり、目盛り部分をいかに長持ちさせるかが鍵になるわけです。そこで目盛り部分がダメになる要因をまとめてみますと、

  • 錆びる (経年劣化)
  • 踏んづけたりして折れ曲がる
  • 電動工具に接触して切れる
  • 汚水に触れて錆が進行する
  • 何度もしならせて折れる (経年劣化)
  • 口先が引っかかり強引に取ろうとして曲がる

などでしょうか。この中で経年劣化によるものはある程度防ぎようがありませんが、それ以外は何とかなりそうです。つまり、使い方として、まず目盛りの部分を踏んだり電動工具に接触させないように気を使うと共に、汚水などで濡れたらすぐに拭き取るようにします。

また、先が引っかかっても強引に取ろうとせず、できる限り優しく扱うことが大事です。簡潔にまとめると、気を付けて大事に使うということになりますが、仕事中はある程度時間に追われていますので、なかなか難しいかもしれません。ただ、道具を大事に使うというのは職人の基本ですし、常に頭の片隅に置いておきたいところですね。
サビ・摩耗に強いTAJIMAスパコン

Twitterでもコアな情報発信しています。フォローしてもらえると泣いて喜びます!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です