掃除による出戻りをなくすための3ヶ条

とある団地やマンションの改修工事。1日の工程を終え、さあ帰り仕度でもしようかと他メンバーと談笑しながら着替えているところに、監督から1本の電話。「〇〇号室にウエス持って今すぐ来て!」えぇ~せっかく帰ろうとしてたのに・・・(涙)というわけで現地に行ってみると、なんのことはない部屋の掃除が甘くてもうちょっとしっかりやってくれとのことでした。

このようなケース以外にも、特に改修工事では掃除不足による出戻り作業というのが少なくありません。監督のチェックだけでなくお客様からクレームが入ることもありますし、逆に掃除が行き届いていれば、お礼の言葉を頂くこともあります。今回は特に団地やマンションの改修工事についての、掃除に関する心構えをまとめたいと思います。

その1 養生は手を抜かない

まずは掃除自体の話しの前に、作業後の掃除の手間を劇的に減らす手段として、養生の大切さをお伝えしたいです。

養生は元々、壁や床などを作業による汚れや傷から守ることが目的ですから当たり前なのですが、理想を言えば作業内容に合った養生をしっかりとやるべきです。例えば躯体への穴開けがあり粉塵が多く舞うなら、マスカーによるカーテンが必要かもしれませんし、鉄粉が出るのならサビを呼ばないようこぼさないような養生が必要です。養生は雑作業ですし、早く配管がしたくて何となく最小限でなるべく時間を掛けたくないですが、そこは落ち着いてトータルの作業時間は減ると考えて、養生をしましょう。

その2 モップは濡らすのが目的ではない

共用廊下や階段などで作業を行った後には、モップ掛けをすることが多いですね。ただ、たまに見かけるのが、水切りで水をろくに切らないでベチョベチョのまま床を濡らすようにして終わりにしてしまう人がいます。こうなると濡れている間は綺麗になったように見えますが、乾くと汚い水の跡が残ったままなのです。そして後からお客様や監督からの指摘を受けることになります。

ですからモップを掛ける時にはしっかりと水を切って雑巾掛けくらいの気持ちで行い、水切りバケツの水もこまめに変えた方が良いかと思います。

その3 仕上げはウエス

共用部・専有部のいずれも、最後は乾いたウエスまたは濡れウエスで仕上げるのが基本です。先ほどのモップの例であれば、最後に乾拭き(綺麗目なウエスで)することで水の跡は残りませんし、更には濡れた面でお客さんが滑ってしまうなんてことも防げます。

部屋内であれば、ホウキ&ちりとりでゴミを取って終わりではなく固く絞った濡れウエスで拭けば完全にホコリが取れます。(実際には床を拭く前に家具や養生の外にホコリが散っていないかを確認しましょう)

なお、たまに養生する意味があるのかと思うほどのゴ◯屋敷や、養生のスペースがないくらい物で溢れている部屋もありますから、そんな時はムリに綺麗にしようとせずに、ある程度で止めるのが得策です(汗)。いくら掃除が大切でも”掃除屋さん”ではありませんので・・・

最後に

大規模な改修工事になると、養生も掃除も自分でやらないことも少なくありません。しかしながら配管をする以上、掃除というのは必ず付いて回りますから、今回の記事を少しでも参考にして頂けると嬉しいです。自分がお客様やの立場なら、終わった後に綺麗に掃除されていたら気持ち良いし、また何かあったらお願いしたいなぁと思いますしね。

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