墨を出す時の気遣い

新築現場や集合住宅の改修工事、器具類や水槽の交換など、どの様な現場においても「墨を出す」という作業が発生します。一口に墨を出すと言っても、現場によっては色々と気を使ったり工夫すべき点がありますので、整理しておきたいと思います。(今回は返り墨とか間仕切り墨とか言った類ではなく、配管のための墨が対象です)

マジック・鉛筆を使い分ける

墨を出す時にはその墨がどの様な性質かを見極める必要があります。それが「1.消せなければならない」「2.消えてはならない」「3.消せなくてもよい」などで、性質によって、鉛筆や油性マジックを使い分けるのです。
いくつか例を挙げておきます。

  1. 仕上がったクロス・CF、露出配管の墨
  2. 返り墨・腰墨、その他何度も見る墨
  3. 隠蔽箇所の躯体などに出す墨

ちなみに、最近は濡れた面にも書け、ペン先も摩耗しにくい優れたマジックが主流になっています。過酷な現場仕事では重宝しますので、1つは持っておくことをお勧めします。

分かり易く書く

墨は後から他人が見る場合もありますので、自分だけが分かる様なものではまずいという事です。配管の芯なのか、アンカーを打つ位置なのかなどを明確にしておく必要があります。例えば以下の様な形です。

墨の例

テープを使う

後から消したいけどもマジックで見やすく書きたい、という様な場合には、養生テープやマスキングテープを使う事が出来ます。テープを貼り、その上に墨を出すという事です。この方法は、壁や床が何かを書くのに適していない様な凸凹した面などにも有効です。施工が終わったら剥がしてしまえば、綺麗さっぱり無くなります。

以上の様な事を意識して墨出しをすれば、頑張って墨を消したりする事もなく、施工もスムーズにいくかと思います。ぜひ作業時の参考にして頂けるとありがたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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