ダクトの”待ち”は超重要! 住戸

給水や排水配管と同様にダクトに関しても待ち(内装が仕上がる前に器具が付くところまで配管を持ってきておくこと)が存在します。取り付けられる器具は換気扇だったりレンジフードだったりしますが、もし最終的に器具との接続が実管になるならば、待ちの配管はかなりシビアにやるべきでしょう
※接続がフレキの場合にはシビアにやっておいて損はありませんが、もしずれていたとしても少しなら何とかなってしまいます。

ダクトは給排水より太い

集合住宅でも戸建てでも室内のダクトは概ね150Φか100Φです。一方給排水はと言うと、一番太いトイレの排水が75Aであり、それ以外は太くても50A程度です。「管径が太い」ということは簡単に考えると、もし待ちの配管を間違ってしまったら、ちょっとやそっとの事では直せないということを意味します。点検口からどうこうというのはまず無理なのです。(絶対に無理とは言いませんが・・・)

待ちの配管を間違えるとこうなる

以下の写真を見てください。とある現場のレンジフード廻りなのですが、悲惨なことになっています。

レンジフード ずれ

この現場は私も応援の立場で、行った時には既にこの状態だったためなぜこうなってしまったか詳細は不明です。ただ、詳しい施工内容は割愛しますがその後ものすごく苦労して接続したことを鮮明に憶えています。正直、なんでこんな他人の尻拭いを・・・とイライラしてしまいました。

この写真のケースで言えば、通常取り付け時間の3、4倍の取り付け時間を要した思われます。ちなみにこのズレ、1件ではなく全件です。こうなるともう珍プレーの傑作選で優勝ではないでしょうか。どれだけムダな時間を費やすことになったかは容易に想像できるでしょう。

上記のような例は稀だとしても、10㎜や20㎜程度のずれで器具の取付けに苦戦することが少なくありません。ですから、多少時間はかかってもダクトの待ちについては慎重にシビアに配管することをお勧めします。

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2 件のコメント

  • 初めまして。
    図に示されましたような設備と配管とのズレが発生してしまった時、どの様にしてその場を収められたのでしょうか?

    • mngさん、コメントありがとうございます!
      実はこの時、1件のみではなくほぼ全ての同一タイプの部屋でこの状態でした・・・
      そこで、まず各戸のズレの平均値をとったメスオスのイナズマ管を発注しました。
      そして立ち下がりのスパイラルをギリギリまでカットしてから、合わない部分は口に切れ目を入れるなどして何とか合わせました。
      私は数件結んだだけでしたが、とても苦労したのを憶えています。
      立場的には応援でしたし、現場に入った時には既に写真の状態でしたので詳細な原因は分からないのですが、人数がいたので施工自体の時間はさほどではありませんでした。

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