スラブ貫通部の斫りが招いたとんでもない事態
少し前のマンション改修工事での出来事です。共用部・専有部を含む汚水・雑排水配管の更新工事をしており、階数が多かったため行程的には上層階と下層階に分かれていました。つまり下層階の配管を更新した後に竪管の仮つなぎをしておき、…
少し前のマンション改修工事での出来事です。共用部・専有部を含む汚水・雑排水配管の更新工事をしており、階数が多かったため行程的には上層階と下層階に分かれていました。つまり下層階の配管を更新した後に竪管の仮つなぎをしておき、…
改修工事で共用部(シャフト内)の竪管を更新する際、ほとんどのケースで斫りが必要になってきます。これは竪管が各階のスラブを貫通しているためで、この部分の斫りの良し悪しは撤去や新規配管時の作業に大きく影響します。 この斫りは…
マンション・団地・都営住宅など、ある程度大規模な集合住宅やテナントビルの改修工事をする際、職人の立場から見て譲れないことが幾つかあります。人工や行程に関することももちろんなのですが、今回は「加工場の確保」について話を掘り…
マンションや団地の改修工事では、共用部の排水管を更新するなんて工事はよくあります。既存のメイン横引き管から竪管までを撤去して、新規に配管をしたりするわけです。よほど小規模でなければ、数回に分けて切替工事を行いますので、既…
団地などの改修工事で、排水管(竪管を含む)の更新を行う場合には、対象系統の各戸に排水制限をかける必要があります。これは、当たり前の事ですが既存の竪管を切断したり、新規配管作業中にもし排水されてしまうと、下階が「地獄絵図」…
改修工事では、器具を外す事が多いかと思いますが、その際にパッキンがダメになってしまう事があります。明らかにダメでなくても、器具付け後にいざ通水すると、少し漏れてしまうケースもあります。ですので、器具を外すことがあらかじめ…
改修工事では、新規配管のルートが壁を貫通する事がよくあります。その場合、貫通部に何らかの手段で穴を開ける必要がありますが、コンクリート面だと結構手間がかかります。私達は改修工事では自分達で穴あけする事が多く、現場の状況に…