三枚合わせウォーターポンププライヤー

ガッチリつかんで離さない!!ガタツキなしのウォーターポンププライヤー
配管作業をするうえで欠くことのできないプライヤーですが、市販されているほとんどが「二枚合わせ」という構造になっています。これは、2つのパーツを重ね合わせてネジで固定し、それを支点にして口が可動する仕組みとなっています。この「二枚合わせ」ですが、ハードな現場仕事では、どうしても以下のような点に悩まされました。

  • ネジ部が緩んで、調節時や物をつかんだ際にがたつく
  • 強い力で握ると2つのパーツが離れる方向にゆがむ
    ※上記のようになっても使うことはできますし、使い方によって長持ちさせることは可能です。

たどり着いた「三枚合わせ」

そんな悩みを解消したのが「三枚合わせウォーターポンププライヤー」です。
三枚合わせプライヤー
2つのパーツの組み合わせという点は変わりませんが、片方のパーツが薄く繰り抜かれており、その隙間にもう片方のパーツが入る構造になっています。つまりジョイントの部分だけ見ると、パーツが三枚合わさっていることになります。

この構造により、力の入り方がより直線的になりますので、よりガッチリとガタツキなく掴めるわけです。基本仕様としては、使用範囲が6㎜~51㎜、7段階の調整ができ、申し分ないです。また、接続部にはネジがないため凹凸がなく、より狭い所でも使用可能です。

更に、私が使用している「株式会社ツノダ」さんの製品は番線カッターが付いているのも魅力です。実際に現場では結構出番があります。
※ツノダさんのホームページに分かりやすい機能説明がありましたので載せておきます。
三枚合わせプライヤー 機能説明
なお、こちらの製品ですが、私が実際に3年以上使用しており、かなりの力で握ったり(握力には自信があります)ハンマーで叩いたり、かなりハードな使い方をしていますが、ゆがみ・ガタツキなど全くありません。製品名の刻印が薄くなったくらいです。これは事実です!
(※さすがにセットハンマーによる手斫りなどには耐えられません)

ちなみにこの「三枚合わせ」をこれまで何人かの職人さんにそれとなく話したところ、なんと“全員”が数日後に使っていました!この「三枚合わせ」の使い心地を1度実感したら、もう「二枚合わせ」を使うことはないと思います。

 

「三枚合わせ」の製品はいくつかのメーカーさんが出しているようですので、こちらもチェックしてみてください。

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