便利なカラビナフックを使いこなそう

今回は普通の腰袋や〇〇差しとはちょっと違う「カラビナフック」の使い方を考えてみたいと思います。カラビナフックとは少し大きめのカラビナが溶接やリベットなどで取り付けられている金具のことで、腰袋と同様にベルトに通して使うことが出来る仕組みになっています。金具と言いましたが、ベルトを通す部分が布でできているものもあります。私も配管工になった当初から使用しており、色んなタイプのものを購入しあれこれ試してきました。

どのような種類があるのか

まず“カラビナが付いているもの”という観点からどのような種類があるかを簡単にまとめてみたいと思います。

左右の自由が利くか否か

まず大きく二分出来るのが、左右に自由に動かせるものと固定のものです。

※自在タイプ

※固定タイプ

動くタイプは“動きしろ”を取っている分、幅広のものが多く、逆に固定タイプは幅が狭くコンパクトなものが多いです。固定タイプは全く動きませんから、狭小箇所でぶつかったり何かに引っかかったりする可能性がありますが、その分引っ掛けたものの付け外しは安定して行えます。逆に自在タイプは必要に応じて”たためる”ので、ぶつかったり引っかかったりするリスクは減りますが、たたんだ状態での付け外しはとてもしにくいです。

ダブルタイプ

カラビナがダブルで付いているタイプです。当然幅は広くなります。鳶さんなどで付けている人はたまに見かけますが、正直なところ配管工で付けている人は見たことがありません。

●多用途タイプ

カラビナ以外のフックが付いていたり、軽量でキーホルダーが付いているタイプなどがあります。


軽量タイプはもちろんコンパクトで軽いですが、大きなものを掛けたり強度面では不安があります(小さなものには最適です)。

工具を吊り下げる

さて、本題の使い方ですが、1番多用するのはやはり道具を掛けることではないでしょうか。例えばビットホルダーを下げてよく使うビットを何種類かぶら下げたり、板ラチェットやモンキーをぶら下げることも多いです。

※ビットホルダー

カラビナ自体もある程度の太さがありますので、何でもかんでも引っ掛けられるわけではありませんので、その点は少し注意が必要です。つまりカラビナより細い穴のものはダメなわけですが、それでもインシュロックなどを使えばできるものもあります。

写真は、17㎜の板ラチェットとモンキーにインシュロックを通したものを引っ掛けています。モンキー自体にも穴は開いていますが、スムーズに付け外すのは困難な大きさです。何をぶら下げるかは自由ですが、付け外しが困難になるくらいぶら下げすぎる事だけは避けましょう。

落下防止ワイヤーを掛ける

高所での作業が多い方は、腰道具を落とさないように「落下防止ワイヤー」を付けていることが多いかと思います。二丁差しや三丁差しの脇にカラビナフックを装着しておき、そこに落下防止ワイヤーの片側をかけておけば、腰道具も使いやすいかと思います。

ただし、気を付けなければならないのは、ワイヤーの先端についているフックがカラビナに通るサイズのものであるかと、何本も通してしまうと絡まって使い物にならなくなる可能性があるということです。

安全帯の先端を掛ける

これもよくある使い方です。巻取り型のものなら引っ掛け側を、ロープタイプなら双方の先端を掛けることも出来ます。ただし、多用途タイプの写真にもあるような、軽量のものにロープタイプの根元を引っ掛ける事だけはやめましょう。いざ体重が掛かったら普通に壊れて落ちると思われます(汗)

手袋を挟む

引っ掛けるという用途以外にも、「挟む」という使い方も出来ます。1番よく使う(使っている人を見かける)のは手袋です。

これが意外と便利なのですが、意識して挟まないと写真のように一つどこかに行ってしまったり、場合によってはそっくりなくなることもあります・・・特に冒頭の自在タイプのような形状のものは落ちやすいので気をつけましよう。

その他、一時的に養生テープやメモ代わりのダンボールを挟んだりと、使い方はたくさん考えられます。こちらも挟んだものが邪魔になってぶら下げている道具が取りにくい、なんて事にならないようにしたいです。

まとめ

腰道具は毎日使うものですし、それらを収める腰袋についても毎日身につけるわけですから、できる限りこだわりたいものです。その中でもカラビナフックは使い方によって個人差が出るものです。色々と試し自分に合ったものや使い方を見つけるための手助けになれば嬉しいです。

ちなみに、配管工として揃えておきたい腰道具について過去にまとめた記事がありますので、そちらも確認してみてください。

配管工なら持っておきたい道具 腰道具編

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