当ブログに訪問いただきありがとうございます。
「配管工のお役立ちノート」の記事を書いている「どんゴリ(dongori_momoki)」と申します。
このページでは私のプロフィールをお伝えさせていただきます。
まずはこのブログについて簡単に説明させてください。
このブログは、いち配管工である管理人が『理想の配管工像』を目指すために、日々の仕事や情報収集した内容をまとめようと思って始めました。
記事にする内容は最大限間違わないように頑張っております。
実際に現場で経験した内容や職人仲間・監督からヒヤリングした内容を基本として、書籍・各種機関・メーカーのホームページなど、信頼できる情報を元にしています。
しかしながら管理人は配管工としてはまだまだ発展途上であるため、どうしても内容に偏りがあったり文章がおかしかったりする事もあるかと思いますので、その点はどうかご了承ください。
もしおかしな点やお気付きの点がありましたら、お気軽にコメントや問い合わせください。
少しでも皆さんのお役にたてればありがたいです。
ではここからはプロフィールに関して書いていきますね。
【プロフィール概要】
- 名称:dongori(どんゴリ)
⇒どんぐりとゴリラを合わせたような顔に由来 - 職業:配管工
- 経験年数:10年超
- 年齢:アラフォー
- 保有資格:
○給水装置工事主任技術者
○1級管工事施工管理技士
○建築設備士
○1級配管技能士
○登録配管基幹技能者
○その他技能系資格(後述) - 家族構成:妻、娘、息子、にゃん
- 運営ツイッター:Follow @dongori_momoki
- 趣味:筋トレ・プラモデル・子供と遊ぶこと・投資
- 職歴:ジムトレーナー →IT企業でSE →税理士事務所 →配管工
なぜ配管工になったのか?
大学を卒業後、某IT企業(上場企業)に入社した私は、SEとして日々パソコンと向き合っていました。
朝7:30には出社し、会社を出るのは早い日でも20:00過ぎ、日を跨ぎ終電に乗り遅れまいとダッシュすることも少なくありませんでした。
とは言え、給料はそこそこもらえてましたし福利厚生だって手厚くて、同僚や先輩社員も良い人達ばかりだったので、率直に言って居心地が良かったです。
ただ、元々体を動かすことが好きだった私は、毎日朝から晩までオフィスでパソコンと睨めっこする生活に疑問を抱き続けていました。
だから筋トレはほぼ毎日やっていましたし、夜飯はプロテインと野菜ジュースのみというストイックぶり。
そんな生活も5年を過ぎた頃、当時会計業務に興味があった私は税理士資格の勉強をしていたのですが、その勉強を続けながら実務を経験したいという思いから、税理士事務所への転職に踏み切ったのです。
ちょうど今の妻と結婚したのもこの時期で、“結婚を機に”みたいなところはあったかもしれません。
そして運良く(?)地元の税理士事務所に採用され意気揚々と働き始めたのですが・・・
実務として待っていたのは、これまで以上にパソコンに向き合う毎日。(会計業務はお客様と会う時以外は、ほとんど数字との睨めっこです)
そして税理士先生からの仕事に対するダメ出し。
その上、クソ難しい試験勉強では膨大な量の法令を暗記したり難解な計算を繰り返したりすることで、日々精神がすり減っていった感覚を憶えています。
しかも、ネガティブな時は悪いことが重なるもの。
なんと妻が女性特有の大きな病気に罹ってしまうのです。
私は真剣に考えました。
「果たしてこのまま毎日何時間もの勉強を続けていけるのだろうか?」
「超頑張って税理士になったとして、安定した仕事があるのだろうか?」
「そもそも、本当に税理士になって毎日数字を追いかけたいのだろうか?」
これらを真剣に考えてみた時、答えは完全にNOでした。
そんな状況の最中、ふと設備関係の仕事をしていた親戚の存在を思い出したのです。
前々から私の体つきや体力や性格を見込んで、一緒に配管をしないかと声をかけてくれてはいたのですが、真剣に考えたのはこの時が初めて。
すぐに会う日程を決め、そこからはもうトントン拍子で話が進んだのです。
かねてより体を動かす仕事がしたいと思っていた私は、配管工としての第一歩を踏み出したのです。
具体的な作業内容(ブログ記事のカバー範囲)
一口に配管工と言っても作業内容は多岐にわたります。
衛生配管・空調配管・ガス・外構・エアー・医療ガス・冷媒・蒸気などなど、挙げたらキリがありません。汗
というわけで、私が日々の作業でカバーしている範囲について書いておきますね。
つまりこのブログで取り上げる内容は、今からお伝えする作業に関するものがメインだということです。
- トイレやパントリーに付随する衛生配管
- 熱源機械に付随する冷水配管、温水配管
- 消火栓配管(SP・屋内消火栓・連結送水管)
- ACドレン配管
- 厨房配管(機器の設置は含まず)
- マンションや団地の共有部〜専有部の給排水配管
- 空調配管(冷媒絡みは除く)
- 雨水配管
- 集合住宅の給水増圧化
- 集合住宅の共用部・専有部給排水配管更新
- ポンプアップ配管、ポンプ交換
- 住戸の換気扇やレンジフードに絡むダクト
- 各種衛生器具の取り付け
現場の規模としては、戸建てや小さな4世帯くらいのアパートから、マンション・団地・倉庫・病院・ホテル・低層〜高層ビル・ショッピングモール・テーマパークなどなど、多岐にわたります。
改修工事では、数十〜数百戸ある集合住宅の「居ながら改修」も得意としています。
居ながら改修はかなり経験による違いが出るものですが、これまでに数千戸こなしてきていますので、非常に手際は良いと自負しております。(もちろん品質も)
扱う継手は、ねじ込み・接着・メカニカル接続・融着がメインで、メカニカル接続にはMD・ハウジング・ナイスジョイント・Zlok・BK・アバカス・ポリ管の挿し込み継手などが含まれます。
稀に銅管のハンダ付けや鉛管のフレア接続などもやりますね。
逆に施工しないのは、鋼管の溶接・引き込み・冷媒・大口径のダクト・規模の大きな新築の外構などです。
さすがに全てをカバーするのは無理なので、実際に施工経験がありエビデンス(根拠)のある内容を記事にしております。
配管工という職業について
配管工と聞くと、なんだか大変そうな職業と思う人も多いかもしれませんが、それは「正解」です。
暑い夏も寒い冬も毎日のように建設現場で体を酷使しますし、汚い配管を更新することだってありますから。
でもね、私は配管している時すごく楽しいんですよね。
元々体を動かすことは好きですが、なんていうか物を作っている感覚がすごい性に合ってるのかもしれません。
そしてハードな現場では1日の作業が終わるとヘトヘトなんですが、「あぁー、頑張った!いい汗かいた!生きてる〜!!」て感覚でスゴい達成感なんですよ。やっぱり汗かいてなんぼでしょ、みたいな感じです。
この辺りは今の時代や10代20代の人の考え方ににマッチするかは微妙なところですが、少なくとも1日中座りっぱなしよりは健康的だと思いますよ。
しかもこの仕事の良いところは、電動工具や手工具が使えるようになること。そして建築物(戸建て・マンション・ビル・病院・倉庫などなど)の構造や造りに強くなること。
これがあると、家でちょっと棚を作りたくなった時とか、トイレの調子が悪くなった時とか、プライベートでも何かと役立つことが多いんですよね。
なんか頼れるお父さんになったような気分で、子供たちとのコミュニケーションにもなりますし、「一生使えるスキル」と言っても過言ではないと思います。
ただ、職人という働き方にはデメリットもあると感じています。
1番は自分が動けなくなったら(病気や怪我など)1円も稼げなくなってしまうこと。
職人は現場に出なければお金になりません。だから満足に動けなくなってしまったらそれで終わり。インフルエンザになって1週間休んだら、その分の日当は無し。
これだと稼ぎ方的にはアルバイトと同じですよね。
だから私は、“この配管工という好きな仕事を辞めないためにも”他の手段で稼ぐ努力をしています。
それは例えばこのブログであったり、投資であったりするわけです。
複数の収入源があれば気持ちに余裕が生まれますし、逆に本業である配管の作業にもメリハリがついて集中できます。
将来的(今後10年以内)には、配管工としての収入は全体の3分の1程度にするのが目標です。
こんなことを書くと、「そんなことやる暇があったら現場に出ろ」とか「独立してゴリゴリ稼げばいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、それはあくまでも選択肢の1つだと思っています。
私としては“資産”を増やして自分が動かなくても収入を得られる仕組みを作った方が、自由な時間も増えますし人生を豊かにできると確信しています。
と言うより、誰しも心の中ではそう思っているはずです。
だからこのブログではそういった配管以外の稼ぎ方についてもお伝えしますし、お金にまつわる記事も書きますので興味があれば読んでみてください。
保有資格一覧
最後になりましたが、冒頭で挙げた保有資格について、証明書を載せておきます。
給水装置工事主任技術者
1級管工事施工管理技士
建築設備士
1級配管技能士
登録配管基幹技能者
その他技能系資格
技能講習で取得した資格です。
- 高所作業車(10m以上)
- 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任技術者
- 有機溶剤作業主任技術者
- 石綿作業主任者
- 床上操作式クレーン運転