新築現場では数多くの業種の職人さん達が作業を行っています。ですので、他の作業との絡みで思うように配管作業ができなかったり、逆に急いで終わらせなけらばならないケースが多々あります。特に配管はほとんどが床・壁・天井内などに隠蔽されることになるため、軽天屋さんやボード屋さんとの絡みが非常に重要となります。
軽天で天井や壁の下地が組まれると配管はかなりやりにくくなりますし、ましてや配管するはずの場所にボードを貼られてしまったら終了です。(巻出し配管などで軽量が組まれないとできないものもあります)
つまり、軽量下地などのスケジュールをよく確認して、それまでに終われせなければならない配管作業を明確にしておく必要があるわけです。
この特定の期限までにやらなければならない配管をよく「逃げ配管」などと言ったりしますが、新築現場における他業種との取り合いで、最も重要と言っても良いかと思います。ただ、新築現場の行程は大抵がタイトですので、思うように作業ができない中で、スケジュールを考える職長さんはかなり大変です。ですから、みんなで行程をよく確認して、できる限り職長さんをバックアップしてあげられるとよいですね。
ものすごく極端な言い方をすれば、逃げ配管さえ出来ていれば後は何とかなります。行程に追われて残業続きなんて時もあるかもしれませんが、それが現場での山場でもあり、配管工としての経験が磨かれる時でもあります。職長さんを含め、仲間達みんなで協力し合い頑張りましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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