ヒヤリハット

建築関係の仕事をしている人であれば、「ヒヤリハット」という言葉を一度は聞いた事があると思います。これは読んで字のごとく、ヒヤリとしたまたはハッとした、つまり一歩間違えれば事故が起こっていたかも知れない状況です。私もこれまで現場で何度もヒヤリハットを経験しました。思い返してみると、どれも不注意や近道行為が原因となっている気がします。今回は私が経験したヒヤリハットについて共有したいと思います。

脚立から転落(しそうになる)

脚立は便利ですが、危険性も大きいため現場によっては使用禁止となるくらいです。これまで一番危なかった経験は、雨の日に靴が濡れている状態で脚立を使用し、両手に物を持って降りようとした際に滑って足を踏み外したことです。幸い三尺の一番下段だったので一瞬ハッとしただけで大丈夫でした。これがもし大きい脚立の上段の方だったら大怪我をしていたかもしれません。

脚立の使用に本当に注意しなければなりません。詳細については以下を確認してください。
脚立について

重たい配管を担ぎながら・・・

配管工なら材料を肩に担いで運ぶ事が多いと思います。特に長物を担ぐ時には注意が必要で、仕上げ物にぶつけない事は当然としても、それが故に足元の確認がおろそかになりがちです。一番危なかった経験は、150AのDVLP(2mくらい)を担いだまま床から出た鉄筋に躓き、思いっきり転んだ事です。奇跡的に持っていた管が支えとなり、膝を少し強く打った程度ですみました。

材料を肩に担ぐと、足元の注意が散漫になりがちなのに加え、担いでいる肩方向の視界が極端に悪くなります。作業に慣れてくると、出来るだけたくさん速く運びたくなりますが、そこはぐっとこらえて安全重視で運ぶよう心がけましょう。

高速カッター(サンダー)の刃を交換

高速カッターやチップソーなどの切断工具は、使用時にはもちろん細心の注意が必要ですが、刃を交換する際にも気を付けなければなりません。ヒヤリハットの経験としては、刃の交換時に電源コードを挿したままの状態で誤ってスイッチを押してしまった事です。ちょっと指に触っただけだったのでびっくりしただけでしたが、最悪のケースでは仕事が出来ない体になる可能性だってあります。

特に高速カッターやサンダーはスイッチを入れた瞬間に猛烈な勢いで回転しますから、当たり前のことではありますが、必ず電源コードを抜いてから作業しましょう。分かってはいても、刃を交換するのは大体が作業中で、焦っていたりすると絶対に忘れますから、しっかりと意識付けしましょう。

今回は以上の3点になります。ヒヤリハットは、「大事故にならなくてよかった~」と思って終わりではなく、その経験からより安全に作業できるように、段取りや手順を改善できるチャンスでもあります。そういった意味で、休憩時間にでも世間話的に仲間内のヒヤリハットを聞いてみると、結構ためになる話があるかも知れませんね。

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