スパイラルダクトの配管

配管工といえども、ここ最近ダクトの施工をする機会が増えたので、この機会にダクト(スパイラルダクト)の施工について基本的な事をまとめてみたいと思います。

対象はマンション部屋内の換気扇や吸気、レンジフード廻りがほとんど(100Φ~150Φ)になりますので、今回もその範囲に限定させて頂きます。

基本的な施工方法

スパイラルダクトは厚みや加工の仕方によって種類がありますが、マンションの部屋内で通常使用されているのはメッキ加工された薄肉の管(亜鉛製)です。

スパイラルダクト薄肉のため150Φの定尺(4m)でも軽々と持つ事が出来ます。高速カッターやサンダーで切断するのが通常で、切り口のバリでよく指を切りますので注意しましょう。換気扇やレンジフード廻りの配管は必ず天井配管ですので、吊バンドや巻きバンドに吊り込む配管が基本となります。では施工手順です。

  1. 継手を管に挿入する(事前に継手にブチルテープを巻く場合あり)
  2. ピアスビスで2点~3点とめる
  3. 接続部にブチルテープを巻く
  4. アルミテープを巻く

現場によっては、ピアスビスを使わなくてよい事もありますし、ブチルテープを巻くタイミングは継手に巻く方法と継手挿入後に接続部に巻く方法があります。

使用する材料の説明

☑ブチルテープ

伸縮性のあるテープで、短めに切ったものを伸ばしながら巻きつけます。使用するのはオーソドックスな黒色のものと、難燃性の黄色のものです。

ブチルテープ

☑アルミテープ

ピアスビスやブチルテープ及び接続部が完全に隠れるように巻きつけ、指で押しつけてよくなじませます。テープを剥がした時に端で指を切る事がありますので注意しましょう。

アルミテープ

☑ピアスビス

ビス止めする場合は、大体4㎜×首下16㎜程度のピアスビス(テクスビス)を使用します。

ピアスビス

スパイラルダクトの施工は個人的にはそこまで難易度は高くないと感じています。ただ、当然のことながら、つなげばよいということではなく、微妙な勾配をつけたり天井との間隔が近すぎて思うように配管できなかったりと、注意すべきポイントや工夫などが存在します。

まずは基本的な施工手順を確実に身につけましょう!

住居内ダクトの勾配を確保せよ!

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