クレーンによる荷揚げ

ある程度大きな規模の新築現場になると、配管のサイズや量も多くなりますが、それらを搬入する際も結構大きなクレーンを使用して揚重する事が多くなります。クレーンを運転する事はまずないと思いますが、材料の玉掛けについては、自分がやらなくても仲間内の有資格者がやったり、少なくとも各階での荷受けなど何らかの関わりはあります。この揚重物は相当な重量になり、荷ぶれや落下の危険性もありますので、細心の注意を払う必要があります。そこで今回は揚重作業で最低限抑えておきたい点をまとめたいと思います。(玉掛けは適切に行われているとします)

まずは人払いの徹底です。クレーンの旋回半径、吊り荷の直下など、付近に人がいなければ人が関わる事故は起こり得ませんので、よく確認し合図笛を吹いて人払いを徹底します。また、クレーンへの合図については玉掛け者でなくても巻上げ・巻下げ・停止・急停止くらいは覚えておいた方がよいです。玉掛け者が出す合図を見て、今から荷物が上がるんだなと分かりますし、万が一の時に急停止をクレーンの運転士に伝えたり出来るからです。

そしてもう1つ心掛けなければならないのは、1人ですべてやろうとしない事と、危ないと思った時は先輩でも何でも遠慮せずに注意する事です。現場ではよく揚重物を各階のステージ上で、直接台車に乗せたりしますが、とにかく重たいわけですから絶対に1人では荷を扱わず、台車への過積載なども避けなければなりません。体の一部が挟まれたり、台車の荷が倒れたりしただけで重大災害になる可能性が高いです!

以上のような事を心掛けておけば、ひとまず重大災害は避けられると思います。安全第一で集中し、確実な作業を行いましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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